シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2021年05月18日

homifyの特集記事に載りました ♯6


調湿で快適な住まいをつくる
https://www.homify.jp/ideabooks/7921150/

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調湿と住まいの快適さは関係しています。

例えば、日本の夏は高温多湿。湿度は体感

温度と関係しており、同じ温度でも湿度が

高いほど暑く感じられます。

一方、冬は湿度が低くなり乾燥状態が続く

と、のどを痛めてしまったり、インフルエ

ンザや風邪にかかりやすくなってしまいま

す。今回は、そんな調湿と住まいについて

紹介していきます。


調湿は住まいの健康を保ちます。

気密性のみを重視した家は、いわば家が呼

吸が出来ない状態です。

昔から日本の家は高温多湿の気候に合わせ

てつくられており、木や紙、土などの自然

素材を多用した通気の良い呼吸する素材で

建てられてきました。壁や床が呼吸できる

自然素材の優しいリビングは、自然の調湿

機能によって快適な生活空間をつくります。


梅雨の時期のジメジメとした湿気対策には、

家具の置き場所を変えることも効果的です。

特に、壁や窓際は空気の逃げ道がなく湿気

がこもり易くなります。ソファなどの大型

家具は壁から離したところに配置しましょ

う。


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2021年05月16日

homifyの特集記事に載りました ♯5


SDGs目標達成に向けて、私たちが家を建て
る時に出来ること

https://www.homify.jp/ideabooks/7932078/

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SDGsと建築について17目標の1

貧困をなくそうというということから考えて

みましょう。

日本の住宅は、非常に価格が高く長期の住宅

ローンは悩みの種です。住宅ローン返済に苦

しんで家計が困窮している持ち家貧乏といわ

れるような状況も時折クローズアップされま

す。

そんな時、例えば建築家が提供する安全で持

続可能なローコスト住宅は、私達が家を建て

るときの負担を軽減すると共に、貧困に悩ま

ずに安心して暮らしていける住いの在り方を

提供してくれます。

こちらの住まいは、無駄を極力省いて2000万

(税・エアコン・カーテン・外構工事・地盤

改良・設計料・抵当権設定・登記費用・地盤

調査費用別途)で仕上げられた住まい。

シンプルな外観と大きな開口部、室内は桧無

垢フローリングや構造材表しの天井で木の質

感が優しい空間をつくります。

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posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | お気に入り

2021年04月27日

homifyの特集記事に載りました ♯4

タイニーハウス.JPG

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合板を活かした家を考える!
https://www.homify.jp/ideabooks/866737/

こちらの住まいは、ローコストに抑えるために

耐力壁と内部のべニア板を兼用としています。

天井も同じべニア板で仕上げてあります。一般

的な住宅では、天井や壁はクロスで仕上げられ

ますが、デザインのアクセントとして壁の一面

や天井をべニア板あらわしにすると空間に表情

とオリジナリティが生まれます。


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2021年02月16日

Best of Houzz サービス賞

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建築専門情報サイトのHouzzさんから

Best of Houzz サービス賞を頂きました。

住宅建築を考えている方には最適なサイト

だと思います。

Houzz https://www.houzz.jp/pro/earth1590/__public

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2020年11月11日

安心して暮らせる:自然災害に強い家

homifyの特集記事に載りました。
https://www.homify.jp/ideabooks/992242/


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日本住宅は地震対策が欠かせません。

こちらは大きな開口部で明るい居住空間をつくる住まい。

一般的に「開口部の大きい建物は耐震性に劣る」と言われ

る場合が多いですが、この住宅はサッシの内側に筋違を入

れて耐震性能を確保してあります。

その結果として構造計算上は「耐震等級3」という結果を

出しています。

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posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 考え方

2020年10月01日

門柱のおしゃれなデザイン

SUVACOさんの特集記事に載りました。

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サビ鋼鉄の門柱がアクセント
https://suvaco.jp/doc/entrance-gate-150813

開放感のあるコンパクトな住宅。

日射と省エネ、構造プランにとにかく時間をかけました。

開口部を大きく、自然光をふんだんに取り入れますが、夏

の日差しは「軒の深さと袖壁」によって制御できるように

工夫。サビ鉄板の門柱と植栽で、シンプルで個性的なアプ

ローチに。 by SUVACO

 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年08月06日

水害・災害に強い家

HouzzさんとSUVACOさんのの特集記事に載りました。

「災害に強い住まいづくりで知っておきたい基本ポイント」
https://www.houzz.jp/ideabooks/138715086/list

水害に強い土地選び・家づくりのポイント
https://suvaco.jp/doc/flood-control-200914

外観1s.jpg

外観2.jpg

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「高基礎の平屋」が建つ地域は以前から近くの河川が氾濫

しやすく、この地域の民家は造成をして地盤を90p程上げ

てあります。

「高基礎の平屋」では「造成」では地盤が安定しないとい

う理由で「高基礎」を選択しました。


ただ高基礎で気を付けなければならない事は、水害が発生

した時に「泥水」の比重は1.4前後になり、建物に大きな浮

力がかかります。

「高基礎の平屋」では安全率を考慮した浮力計算を行い、

外物入れの内部基礎の部分に直径10pの穴を2つ開けて、水

害が発生して、浮力が大きくなるまで水位が上がった時には

上記の穴より泥水を床下に入れて、浮力で建物が浮かない処

理をしています。


木造の2階建て以下の一般的な大きさの住宅程度ですと「構

造計算」は義務付けられていませんが、「高基礎の平屋」は

「構造計算=許容応力度計算」を行って「耐震等級3」も確

保しました。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 16:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年05月06日

合板耐力壁

タイニーハウス.JPG

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一般的に合板の「耐力壁」は柱の外側に施工します。

その方が施工も楽で、合板の耐力壁を張ってしまえば

断熱材等が雨に濡れる心配もなくなります。


ただ合板の耐力壁を柱の外側に張る弱点もあります。

一番の弱点は、「合板は透湿性能」が低く壁内の湿気

を外部に僅かしか排出できません。

その為に断熱性能が低くて結露が発生しやすい住宅で

は、冬季において「壁内の湿気」が結露してカビなど

の原因になります。


そこで私が設計した「タイニーハウス」では「耐力壁

の合板」を屋内側に張りました。

上でも書きましたが、合板は「透湿性能がとても低い」

ので湿気を通しにくい素材です。

逆に言えば、内装材としての合板は壁内に湿気を入れ

にくく、壁内にカビを発生させにくいといえます。


合板の荒い感じが好きで釘痕が見えても構わないとい

う方には「耐力壁=仕上げ」ですので、ローコストを

望む方には一石二鳥でお勧めの方法です。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 17:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年03月24日

防火設備

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「防火設備」とは建築用語で、一般的には防火戸等をいい

ます。

「防火戸」とは「準耐火建築物」、「耐火建築物」の「延

焼の恐れのある部分」に設ける開口部(サッシ等)をいい

ます。


「防火設備」が必要な部分には「防火認定」を受けたサッ

シに網入りガラスを嵌めこみます。

「防火設備」には、それ以外にも温度フューズ付のベン

ドキャップや温度フューズ付の小屋裏換気口なども含ま

れます。

温度フューズ付の物は、隣家等で火事が起きた場合に、一

定温度を超えるとフューズが切れてダンパーが閉まって、

隣家からの火を入れないような仕組みになっています。


準耐火建築物・耐火建築物でない建物でも住宅が密集して

いる地域では「防火設備」を取り付けておいた方が安心感

が増します。

「防火設備」を取り付けても全体の金額から見れば、僅か

な金額のアップですので、隣家の壁が5m以内の部分には

取付をお勧めします。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年03月01日

再・外を楽しむ

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これからの季節はオープンテラスのカフェが人気があり

ます。

真冬は別にして、他の季節は外の空気をそれぞれの人が

楽しんでいるようです。

ヨーロッパの街では当たり前の事ですが、日本の街でも、

外の空気を楽しむ風潮が浸透してきたようです。


日本でも田舎の民家などでは、建具で仕切られていない

縁側があって、そこでお茶や3時のおやつを楽しむ習慣

がかつてはありました。


休日にブランチをしたりビールを飲んだりと、外で楽し

める場所があると、生活の巾がとても広がると思います。

何もしないで、ボーッとする時間もとても大切だと思い

ます。

 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年02月08日

サーキュレーター

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写真の左の建具の上に付いているエアコンの小さいよう

な機器が「サーキュレーター」です。

一般的なサーキュレーターは扇風機の感覚で、床に置い

て屋内の空気を対流させます。


冬季の屋内温度を調整する為のこの壁掛け式のサーキ

ュレーターは、天井付近に滞留した暖かい空気を下へ

と降ろします。

これによって床の温度が2°C近く上がって、床に滞留し

た冷たい空気を拡散して床付近の温度を上げてくれま

す。


屋内の熱の50%位は「外部の開口部」から逃げていきま

す。冬季に外部に面したサッシで冷やされた「屋内の空

気」は床付近に滞留して、足元を寒々とさせます。この

現象を「コールドドラフト」といいます。

コールドドラフトが起こると、断熱をしっかりとしたの

に足元が寒々として断熱効果が実感できません。


トリプルガラスや2重サッシにすれば「コールドドラフト」

は押えられるのですが、ペアガラスでは「コールドドラフ

ト」は押えきれません。そこで簡易的にサーキュレーター

を運転する事によって「足元の寒々感」が緩和されます。
 

難点は販売されている壁掛け式のサーキュレーターが2種

類しかない事です。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年01月23日

ガス管の取替え

平成8年に通商産業省(現:経済産業省)から発行されました

「消費者行政ニュース」においては、屋外埋設白ガス管の取替

え周期は20年とされております。また、住宅金融公庫の「賃

貸マンションリフォームローンのご案内」におきましても、屋

外ガス管の計画改修周期は20年とされています。

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駐車場土間.JPG

「高基礎の平屋」ではLPガスのガス管は、ガスボンベからガス

給湯器までの配管(給湯以外はガスの使用はありません)を外

周の砂利敷きの部分に埋設しています。

駐車場のコンクリート土間部分にも「スリット」を設けて、そ

の部分に埋設しています。


上下水道管などは配管に漏れがあっても、大事故につながる恐

れはありませんが、ガス管は地中で漏れがあって滞留した場合

は大事故につながる恐れがあります。

ガス管に関しては土間コンクリートなどで埋めてしまわないで、

簡単に「点検」、「交換」が出来る配慮をとっておきたいもの

です。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年01月11日

高基礎の平屋

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南側外観

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デッキ

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北東側外観

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ポーチ階段

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リビング

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リビング

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リビング

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キッチン

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寝室

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玄関

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外部用物入れ

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「高基礎の平屋」の建つ地域は以前から近くの河川が

氾濫しやすく、水害の多い地域です。その為にこの地

域の民家は造成をして地盤面を上げてあります。


「高基礎の平屋」では「造成」ではなく「高基礎」を

選択して、工事金額を抑えてあります。


雪深い地方にある別荘をイメージして、庭代わりの大

きなDECKを南側に取り付けて、DECKの前には木を

植えて、別荘のようなリゾート感のある暮らしを意識

して設計しました。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 18:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 設計事例

2019年12月29日

高基礎の平屋 完成

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高基礎の平屋が完成しました。

元々この住宅が建つ地域は以前から水害が多い地域で、

周りの住宅は「宅地造成法」にかからない範囲(1m以

下の盛り土)で擁壁を造って盛り土をしています。

盛り土を行うと予算が多くなってしまうという理由から

高基礎を選択しました。

外部に取付いているエアコンの屋外機やガス給湯器など

も出来る限り高い位置に取り付けてあります。


大きな水害が発生した時には、外部物入れの木製扉(床

より1.2m下がり)の隙間から外部物入れに水が浸入して、

外部物入れの内部の基礎に開けた直径15pの穴(金網付)

2か所より基礎の内部に水が浸入して、建物が浮力によっ

て浮かないような対策を取っています。

入った床下の水は納戸の窓〜床下点検口を経由して水中

ポンプによって外部に水を排水できるように考えてあり

ます。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 10:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造住宅の出来るまで♯1

2019年12月18日

完成間近

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「高基礎の平屋」の完成も近づいてきました。

上の写真は南側の外観の写真です。

平屋らしい横への「直線的なのびやかさ」を表現でき

ました。

まだDECKの前に木が植えられていませんが、これか

ら僅かな本数ですが「植栽」も行われます。

選んだ木はジューンベリーとハイノキ、そして紅葉の

綺麗なドウダンツツジです。

ジューンベリーは春には食べられる実を付けますので、

多くの鳥たちが寄ってくると思います。


下の写真はリビングの南側の障子のはまった開口部

です。

障子によって光が穏やかに拡散されますので、「心

地良い光に包まれた空間」になると思います。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造住宅の出来るまで♯1

2019年12月13日

DECK工事中

デッキ3.jpg

P1040812.JPG


建具1.jpg

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「高基礎の平屋」の工事もいよいよ最終段階に入ってきま

した。

上の写真はDECKの柱を建てているところです。

柱を基礎から金物で浮かせて、基礎の上に降った雨水を

DECKの柱が吸い込まないようにしています。これによっ

てDECKの柱が腐りにくくなります。


「高基礎の平屋」では大きなDECKをリビングの前に造っ

てDECKを庭代わりのように使用します。

雪深い地方の別荘のDECKのようなイメージを意図して

みました。


下の写真は「外部物入れの扉」です。外部物入れは道

路の正面にある為に、アルミの引き戸を設置すると少し

安っぽい感じになるので、アルミの引き戸は避けて外部

物入れの引き戸は木製として、安っぽさを払拭してみま

した。


この外部物入れを入ると階段が付いていて、階段を上る

とキッチンの横に出るようになっています。

奥さんが買い物から帰ってきて、外部物入れの階段を登

ればすぐにキッチンの冷蔵庫へ直行という動線を考えて

あります。

ひょっとすると、家族のメインの入口は外部物入れにな

るかもしれませんね。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造住宅の出来るまで♯1

2019年12月09日

造作と内装

39.障子戸袋.JPG

1.パテ処理.JPG

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「高基礎の平屋」の造作(枠や棚取付等)工事も終わっ

て内装工事のビニールクロスの下地のパテ掛けが始まり

ました。


上の写真はリビングの大きなサッシの内側に障子がはま

る枠と、障子を使用しない時には障子をしまっておく戸

袋です。

「高基礎の平屋」では冬季にリビングの大きなサッシか

らの熱損失を緩和する為にサッシの内側に障子を入れま

した。

障子はカーテンなどと比べると隙間が少ないので、コー

ルドドラフト(サッシで冷やされた空気が床に滞留する

事)もかなり緩和できると思います。

また障子は日差しを柔らかな温かみのある光にする効果

もありますので、冬の晴れたポカポカの日は、穏やかな

光をリビングに差し入れてくれると思います。


下の写真はビニークロの下地のパテ掛けの写真です。

ボードのジョイント部分やビスなどの痕が、ビニールク

ロスを貼った時に表面に出ないように、パテを掛けて消

していきます。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造住宅の出来るまで♯1

2019年12月04日

外壁塗装

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P1040790.JPG

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「高基礎の平屋」の外壁の塗装が完了して足場が取れまし

た。

塗装の下地はサイディングの縦張りです。サイディングの

縦のジョイント部分にガラスクロスで補強したパテを塗って、

その上から弾性塗料を吹き付けてあります。


パテの痕が分りにくいように、弾性塗料には凹凸の模様が入

っています。また弾性塗料としたのは、ジョイント部分のパ

テにクラック(小さな割れ)が入っても表面の塗装までは影

響が及ばないようにする為です。

一般的なサイディング(塗装品)に比べると、ジョイント部

分も見えないので、意図していた「塗り壁に近い外壁」にす

る事が出来ました。


下の写真はアプローチの階段手すりです。

スチールの平鋼に亜鉛メッキを施してステンレスのアンカー

ボルトで取り付けてあります。

階段とポーチにはモルタルを塗りますので、アンカーボルト

もモルタルの下に隠れてしまいます。

手摺の横(写真の左側)には排水溝を設けて、ポーチと階段

の雨水を排水溝によって流します。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 14:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造住宅の出来るまで♯1

2019年11月23日

壁の胴縁下地

27.梁表し天井.JPG

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「高基礎の平屋」の内壁の「胴縁下地(壁に付いている

細い木材)」です。

最近は内部壁のボード下地としての「胴縁」が減ってき

ました。

見えないところにはお金を掛けたくないという施工サイ

ドの考えがあるのでしょうが、廊下等の寸法に余裕があ

る場合や予算にも多少の余裕がある場合は、「胴縁下地」

があった方が便利だしボードのクラック(割れ)が入り

にくくなります。


内部壁の「胴縁下地」は一般的には300間隔又は、450

間隔で取付けます。後で家具の耐震補強金具等も「胴縁

下地」があれば割と簡単に、そしてしっかりと取り付け

られます。


小さな地震時等の時などにも「胴縁下地」が構造体と

ボードの干渉帯となり、ボードのクラック(割れ)が

入り難くもなります。


作った家に長く住むためには、このような「見えない

部分」への配慮も必要だと思います。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 13:37| Comment(3) | TrackBack(0) | 木造住宅の出来るまで♯1

2019年11月15日

無垢フローリング張り

23.フローリング張り1.JPG

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「高基礎の平屋」の桧の無垢フローリング張りです。

工務店の好意で私が図面に指示したものより格段にいい

桧のフローリングを張って貰っています。

無垢のフローリングは節があるかないかで価格が大きく

変わってきます。

この住宅では「節有のフローリング」で図面に指示した

のですが、「ほとんど節の無い綺麗なフローリング」を

好意で張ってくれています。


このフローリングの上にオイル拭き取り仕上げを行うと、

表面が少し飴色になって、とてもいい雰囲気を醸し出し

てくれます。

桧は杉などより木の油を多く含んでいますので、オイル

も拭き取り仕上げをしないと「オイルがまだら」になっ

てしまいます。


「高基礎の平屋」ではボードを張ってから、フローリン

グを張っています。

一般的な工程はその逆なのですが、万が一の事を考えて、

後でフローリングを交換する時に、壁に影響が出ない様

にとの配慮をしました。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造住宅の出来るまで♯1
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