アース・アーキテクツ一級建築士事務所
刻み加工(機械の場合のプレカット)も終わり、土台を
敷いています。
「1500万円の家」では土台は「桧の105角」を使用しま
すが、今回は建築主の要望もあり「桧の120角」としま
した。
構造計算をしてみると分かりますが、105角と120角では
「柱部分の引き抜き力」による曲げ強さが格段に違いま
す。
桧には「シロアリに侵されにくい」、「腐りにくい」と
いう木の性質があり、なおかつ柱の「めり込み耐力」も
強く土台にむいている樹木です。
桧は杉などに比べれば少々お高いですが、柱と土台に桧
を使っても全体の金額から見れば「わずかな割合」のア
ップにすぎません。
私の個人的な意見ですが、イタリアン家具のようなキッ
チンを使うのであれば「構造体に金額を割り当てる方」を
お勧めいたします。