アース・アーキテクツ一級建築士事務所
先週に晴天に恵まれて、トラブルもなく無事「建て方」が
終わりました。
しかしとても暑かったー、ヘルメットの下からは汗が流れて
きて止まりませんでしたー。
住宅を建てる始める時期を選ぶ贅沢は言ってられませんが、
できるなら春が一番だとつくづく感じました。
最近は「機械による構造材の刻み(プレカット)」がほとんど
なので、「木材を組む部分」も楽に組みあがってしまいます。
今回は「手刻み」なので小さい住宅ながらも、木材を組み上げ
るのに時間がかかってしまい、大工さんは暑い中「お疲れ様」
でした。
下側の写真は屋内に「化粧で表しになる梁」(ビニールを巻いた
梁)の納まりです。
柱の上では梁の継手(台持継)があり、その継ぎ手部分に「化粧
梁」がかかっています。
化粧梁の取付金物は一般的には梁の上側に穴を開けて、引っ張り
ボルトで締結します。
この化粧の梁は成(梁のH寸法)があるので、地震時の建物の変
形による梁の下側の柱からの外れを考慮して、梁の真ん中で
「Dボルト」で締結してあります。