シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2017年09月23日

3-BOX ♯間仕切

28 PS1.JPG

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/


1階の洗面所とトイレの間仕切り壁の下地(厚4.5p)です。

一般的には木造の間仕切り壁の下地は、厚さ10.5p又は12

pで作ります。下に土台があって、上に間仕切り壁の下地

を絡める梁があって、それを基準に間仕切り壁を作ってい

きます。

構造壁の場合は、上記の間仕切り壁の作り方でいいと思い

ますが、構造壁でない部分は「薄い壁」にした方が有効に

スペースを使えます。

工務店(大工さん)によっては手間がかかる為に、薄い壁

を嫌がる場合もあります。上下に土台と梁があった方が、

間仕切り壁の位置出しを行わずに済むからです。

しかし設計者としては、廊下・階段・トイレなどの狭いス

ペースはわずかでも広くしたいと思い、構造壁以外は薄い

壁を多用してしまいます。


現場の仕事のしやすさと設計は「こんなわずかな所」でも

食い違いが生まれることが多々あります。

いま付き合っている職人さん達は「この程度の手間」を面

倒とは思わずに仕事をしてくれるので、非常に助かってい

ます。

 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000万以下で住宅を建てる!
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/181083541

この記事へのトラックバック
リンク集
Powered by さくらのブログ