シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2017年09月29日

3-BOX ♯下地

36 壁下地・天井下地.JPG

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/


天井と壁の下地です。

サッシ周りはサッシ枠とサッシの下地の間の10mm位の

隙間から冷気が屋内に侵入しないように下地で囲ってあ

ります(隙間には断熱材も詰めてあります)。


壁の「吹付断熱」と屋根のボード系の断熱材(ブルーの

色)の納まりもよく分かると思います。

天井下地の上にはグラスウールを敷いて、小屋裏は2重

断熱とします。グラスウールと屋根の断熱材の間は「通

気層」となっていて冬の天井裏の湿気を排出します。

静岡は「省エネ計算」においては6地域で温暖な地域にな

っています。

その理由で、この住宅の2重断熱は「夏を主として」考え

てあります。北国では、これとは違う断熱の考え方と断熱

性能を追求しなければなりません。


壁の吹付断熱は外壁側に吹いていますので、天井のグラス

ウールとの間に数pの隙間が出来てしまいます。大工さん

にお願いして、「通気止」としてグラスウールを折り曲げ

た物をこの隙間に差し込んでもらいます。

10年ほど前までは、このようなことを大工さんにお願いす

ると嫌な顔をされましたが、最近は断熱に対する姿勢が変

わってきて「当たり前」のように行って頂けるようになりま

した。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 13:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000万以下で住宅を建てる!
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