アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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2階の壁のボードと床が張れました。
ボード張りは上の写真のように構造体が表しになっている
部分では、大工さんも多少仕事がしづらく、ボードが構造
体との取り合い部分で「細切れ」になることが多々あります。
「細切れ」になっても問題はありませんが、次にボードに
パテをかけるクロス屋さんの仕事に影響がある場合があり
ますので、「細切れ」は細かく言うと芳しくありません。
下の写真は少し見にくいのですが、2階の床の「遮音対策」
の為の各層の重ね具合です。
下から「床剛性=床の強さ」を確保するための合板12mm+
遮音効果のあるプラスターボード9.5mm+衝撃音対策の遮
音マット6mm(追加工事)+仕上げのラワン合板12mmです。
遮音マットが追加工事になった為に、仕上げの合板に接着
剤が効きません、よって「仕上げのラワン合板」は上から
平頭の釘打ちとしました。
店舗などでは「このような荒い仕上げ」を意図的に行う事
もありますが、住宅で行ったのは初めてでした。
でもいい意味での「期待外れ」で、いい感じの仕上がりで
す。
追加の遮音マットの効果はとても大きく、下の階でも歩く
音が気になりません。
ただ「金額が高いのがネック」ですね。