アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/
住宅設計において
一般庶民的には「難解な理論」や「アクロバチックな構造
形式」で組み立てられた住宅が多々あります。
一般の方が住宅に求めているものとは少し違う気がしま
す。
「コンセプト」というものはとても重要だと思います。
ただコンセプトにとらわれ過ぎて、住宅がクライアントが
望まない工芸品になったり、奇抜なデザインやアクロバチ
ックな構造形式を採用することには疑問を感じます。
「何もしない事」も一つのコンセプトだと感じるのですが。
それと、クライアントの財産を「建築家の自己主張」で侵害
するような事も避けなければなりません。
世間から認知を受ける為には、一種の「何か新しいものを
提案しなくては」という切羽詰まった意識が働くことも事実
です。
その意識が「難解な理論」や「アクロバチックな構造」とい
う結果に繋がっていると思います。
もう少し「一般ニーズに見合った理論と金額」を提供出来れ
ば建築家への認知も違ってくると思います。
ハウスメーカーやビルダーにはできない
もっとここに居たいと思わせる「気持ちのいい空間」を
「一般的な家計の範囲内で提供していければと」常々考
えています。
私のこのBLOGで、その辺りの事を明快に表現した住宅の
プロトタイプ「1500万円の家」を、これから時間のある
時に順次提案して行きたいと思います。
2017年10月19日
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