アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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リビングの天井板が張れました。
当初は「松の合板(柾目)」を張る予定でしたが、松の合板
の金額が思った以上に高かった為、大工さんの提案でパイン
板を張ることにしました。
当然に「松の合板」を張るよりはパイン板を張る方が金額は
アップします(ほとんどが手間代)。
建築主はパイン板の方が気に入ったようで、多少の金額のア
ップは快く了承して頂きました。
パイン板の下地として、プラスターボードも貼ってあります。
これは「遮音」と「少しでも気密性を高めたい」との理由から
です。
プラスターボードの上にはグラスウールが載っていて、金属
屋根の雨音を吸音してくれます。
グラスウールは「断熱」以外にも「吸音」という効果も発揮
してくれます。
パイン板は松系の材種ですが、色が少し白いのが気になります。
日に焼けてくれば多少は「飴色」になりますが、もっと梁の赤味
に近づけたいのが設計者の本音です。
「オイルの拭きとり仕上げ+α」でどこまで「設計者の望む質感」
に近づけられるか、これから試行錯誤をしてみようと思います。