アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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最後の仕上げの「床のオイル拭き取り」です。
写真はオイルを塗っている最中ですので、「水に濡れた感」
がとても強いですが、乾いて来れば「水に濡れた感」ももう
少し和らいできます。
このリビングには多種多様な木材が使われています。
まず床と化粧柱は桧、キッチン前のJパネルは杉、梁は米松
、天井の一部はパイン、そしてキッチンの吊戸棚はシナの突
板となります。
吊戸棚のシナの白さが目立ちますが、半年もすれば「日に焼
けて」赤味をおびてまわりに馴染んできます。
工事中に何度か桧の床を「素足」で歩いてみましたが、とても
気持ちがいい。
堅木(ナラ・サクラ等)に比べると、表面が冷たくなくて素足
に優しい感じがします。ただ堅木に比べると素材が柔らかい為
にキズが付きやすいです。
しかし無垢材ですので大きなキズ以外は合板のフローリングに
比べれば補修も容易にできます。
塗装が終われば、残りの工事は細かな器具付程度です。
来週の終盤には「完了検査」を受けて引き渡しとなります。