
アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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階段下のトイレです。
階段下に少し強引に押し込んだ為に、天井高さが低いです。
トイレの天井高さは、一番低いところで1500mmで、高い
ところで2000mmになっています。
トイレの天井高さを確保するために、階段の段数を12段
(一般的には13段〜14段)としました。
その為に1階の階高(1階床〜2階床までの高さ)は2465mm
と、一般的な住宅より300mm程低くなっています。
階高を低くしたために下記のようなメリットが生まれまし
た。
1、地震時に筋違がとても利きやすくなった。(筋違の傾
きは45°に近いほど有効に利きます。)
2、高さが低くなった為に、外壁の面積を抑えることがで
きた。結果として外壁の金額を圧縮できました。
しかし設計段階で入念に設備配管・ダクトのスペースを検
討しておかないと、設備の為のスペースを1階の天井裏に
確保できなくなってしまいます。
尚トイレの換気扇はタイマー付です。
換気扇のスイッチを切っても、設定した数分だけは換気扇が
作動するようになっています。