
アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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「高基礎の平屋」の施工がスタートします。
この住宅が建つ地域は以前から水害が多い地域で、周
りの住宅は「宅地造成法」にかからない範囲(1m以
下の盛り土)で擁壁を造って盛り土をしています。
盛り土を行うと、丁寧に地盤を突き固めないと地盤の
耐力が出ず、建物の地盤として安定しない場合があり
ます。
また、擁壁を造って造成となると「大きな金額」もか
かってきます。
上記のネガティブな要素を払拭するために、今回は高
基礎を選択しました。
雪深い地域にある別荘のように、庭代わりの大きなデ
ッキを取り付けて、デッキの前には木を植えて気持ち
良く生活出来るように計画しました。
水害で忘れてならないのが、「浮力」です。
建物に浮力?と思う方もいるかもしれませんが、物理
的には十分に考えられますので、その辺りも対策済み
です。