アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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先週の土曜日に「高基礎の平屋」の配筋検査(鉄筋の検
査)を行ってきました。
今回は「地盤補強の杭」もありますので、その位置も確
認しました。
配筋検査は基本的に図面、及び建築学会の配筋基準に基
づいて検査をします。
主な項目としては、1.鉄筋の素材と太さ、2.鉄筋の本数、
3.鉄筋同士の間隔、4.鉄筋の継手、5.鉄筋の定着
鉄筋の継手とは、現場に搬入する鉄筋は5m前後になり
ますので20mの長さの鉄筋が必要な場合は、鉄筋を継が
なければなりません。その時の鉄筋の重なり寸法を「継
手」といいます。
鉄筋の定着とは、例えば土間の鉄筋が基礎の立ち上がり
と一体になる為に、土間の鉄筋を基礎の立ち上がり部分
に一定長さ入れ込まなければなりません。この入れ込み
長さを「定着」といいます。
その他基礎立ち上がり部分の位置の確認、人通口部分の
位置と開口補強の確認、段差部分(玄関サッシ取り付け
部分等)の確認があります。