アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/
高基礎の平屋が完成しました。
元々この住宅が建つ地域は以前から水害が多い地域で、
周りの住宅は「宅地造成法」にかからない範囲(1m以
下の盛り土)で擁壁を造って盛り土をしています。
盛り土を行うと予算が多くなってしまうという理由から
高基礎を選択しました。
外部に取付いているエアコンの屋外機やガス給湯器など
も出来る限り高い位置に取り付けてあります。
大きな水害が発生した時には、外部物入れの木製扉(床
より1.2m下がり)の隙間から外部物入れに水が浸入して、
外部物入れの内部の基礎に開けた直径15pの穴(金網付)
2か所より基礎の内部に水が浸入して、建物が浮力によっ
て浮かないような対策を取っています。
入った床下の水は納戸の窓〜床下点検口を経由して水中
ポンプによって外部に水を排水できるように考えてあり
ます。