アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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「防火設備」とは建築用語で、一般的には防火戸等をいい
ます。
「防火戸」とは「準耐火建築物」、「耐火建築物」の「延
焼の恐れのある部分」に設ける開口部(サッシ等)をいい
ます。
「防火設備」が必要な部分には「防火認定」を受けたサッ
シに網入りガラスを嵌めこみます。
「防火設備」には、それ以外にも温度フューズ付のベン
ドキャップや温度フューズ付の小屋裏換気口なども含ま
れます。
温度フューズ付の物は、隣家等で火事が起きた場合に、一
定温度を超えるとフューズが切れてダンパーが閉まって、
隣家からの火を入れないような仕組みになっています。
準耐火建築物・耐火建築物でない建物でも住宅が密集して
いる地域では「防火設備」を取り付けておいた方が安心感
が増します。
「防火設備」を取り付けても全体の金額から見れば、僅か
な金額のアップですので、隣家の壁が5m以内の部分には
取付をお勧めします。