シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2010年02月23日

建物のできるまで・・鉄骨造住宅 鉄筋

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/


鉄筋工事が完了しました。

基礎にとって鉄筋は、とても重要な役目を果たしています。

基礎の役割分担として

コンクリートは圧縮力に耐え、鉄筋を保護する役割を担ってい

ます。

一方で鉄筋は、主に引っ張り力を受け持つ役割を持っています。

この二つの異質の材料が組み合わさって、基礎の耐力となりま

す。


S.JPG

この構造上重要な役割を持っている鉄筋の組み立ては、経験の

いる作業です。

中には鉄筋がとても奇麗に組み上げられて、

コンクリートの中に埋めてしまうのが

残念に思えてくる職人技に出会う事もあります。


鉄筋が組み上げられると、「配筋検査」といって

鉄筋が「法規」と「日本建築学会の標準仕様書」の規定に

適合するかの検査を行います。

奇麗に組み上がった鉄筋でも、規定に合わなければ

補強、または手直しをして頂きます。


その規定の内容が細かい為に、

「配筋検査」には時間と神経を使います。

「配筋検査」が完了すると、コンクリートを流し込む為の型枠

を組み立てる工事に入っていきます。







posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 20:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄骨造の基礎
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