シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2020年05月06日

合板耐力壁

タイニーハウス.JPG

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一般的に合板の「耐力壁」は柱の外側に施工します。

その方が施工も楽で、合板の耐力壁を張ってしまえば

断熱材等が雨に濡れる心配もなくなります。


ただ合板の耐力壁を柱の外側に張る弱点もあります。

一番の弱点は、「合板は透湿性能」が低く壁内の湿気

を外部に僅かしか排出できません。

その為に断熱性能が低くて結露が発生しやすい住宅で

は、冬季において「壁内の湿気」が結露してカビなど

の原因になります。


そこで私が設計した「タイニーハウス」では「耐力壁

の合板」を屋内側に張りました。

上でも書きましたが、合板は「透湿性能がとても低い」

ので湿気を通しにくい素材です。

逆に言えば、内装材としての合板は壁内に湿気を入れ

にくく、壁内にカビを発生させにくいといえます。


合板の荒い感じが好きで釘痕が見えても構わないとい

う方には「耐力壁=仕上げ」ですので、ローコストを

望む方には一石二鳥でお勧めの方法です。
 
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2020年03月24日

防火設備

65.換気口.JPG

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「防火設備」とは建築用語で、一般的には防火戸等をいい

ます。

「防火戸」とは「準耐火建築物」、「耐火建築物」の「延

焼の恐れのある部分」に設ける開口部(サッシ等)をいい

ます。


「防火設備」が必要な部分には「防火認定」を受けたサッ

シに網入りガラスを嵌めこみます。

「防火設備」には、それ以外にも温度フューズ付のベン

ドキャップや温度フューズ付の小屋裏換気口なども含ま

れます。

温度フューズ付の物は、隣家等で火事が起きた場合に、一

定温度を超えるとフューズが切れてダンパーが閉まって、

隣家からの火を入れないような仕組みになっています。


準耐火建築物・耐火建築物でない建物でも住宅が密集して

いる地域では「防火設備」を取り付けておいた方が安心感

が増します。

「防火設備」を取り付けても全体の金額から見れば、僅か

な金額のアップですので、隣家の壁が5m以内の部分には

取付をお勧めします。
 
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2020年03月01日

再・外を楽しむ

テラス.jpg

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これからの季節はオープンテラスのカフェが人気があり

ます。

真冬は別にして、他の季節は外の空気をそれぞれの人が

楽しんでいるようです。

ヨーロッパの街では当たり前の事ですが、日本の街でも、

外の空気を楽しむ風潮が浸透してきたようです。


日本でも田舎の民家などでは、建具で仕切られていない

縁側があって、そこでお茶や3時のおやつを楽しむ習慣

がかつてはありました。


休日にブランチをしたりビールを飲んだりと、外で楽し

める場所があると、生活の巾がとても広がると思います。

何もしないで、ボーッとする時間もとても大切だと思い

ます。

 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 10:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年02月08日

サーキュレーター

サーキュレーター.jpg

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写真の左の建具の上に付いているエアコンの小さいよう

な機器が「サーキュレーター」です。

一般的なサーキュレーターは扇風機の感覚で、床に置い

て屋内の空気を対流させます。


冬季の屋内温度を調整する為のこの壁掛け式のサーキ

ュレーターは、天井付近に滞留した暖かい空気を下へ

と降ろします。

これによって床の温度が2°C近く上がって、床に滞留し

た冷たい空気を拡散して床付近の温度を上げてくれま

す。


屋内の熱の50%位は「外部の開口部」から逃げていきま

す。冬季に外部に面したサッシで冷やされた「屋内の空

気」は床付近に滞留して、足元を寒々とさせます。この

現象を「コールドドラフト」といいます。

コールドドラフトが起こると、断熱をしっかりとしたの

に足元が寒々として断熱効果が実感できません。


トリプルガラスや2重サッシにすれば「コールドドラフト」

は押えられるのですが、ペアガラスでは「コールドドラフ

ト」は押えきれません。そこで簡易的にサーキュレーター

を運転する事によって「足元の寒々感」が緩和されます。
 

難点は販売されている壁掛け式のサーキュレーターが2種

類しかない事です。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2020年01月23日

ガス管の取替え

平成8年に通商産業省(現:経済産業省)から発行されました

「消費者行政ニュース」においては、屋外埋設白ガス管の取替

え周期は20年とされております。また、住宅金融公庫の「賃

貸マンションリフォームローンのご案内」におきましても、屋

外ガス管の計画改修周期は20年とされています。

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駐車場土間.JPG

「高基礎の平屋」ではLPガスのガス管は、ガスボンベからガス

給湯器までの配管(給湯以外はガスの使用はありません)を外

周の砂利敷きの部分に埋設しています。

駐車場のコンクリート土間部分にも「スリット」を設けて、そ

の部分に埋設しています。


上下水道管などは配管に漏れがあっても、大事故につながる恐

れはありませんが、ガス管は地中で漏れがあって滞留した場合

は大事故につながる恐れがあります。

ガス管に関しては土間コンクリートなどで埋めてしまわないで、

簡単に「点検」、「交換」が出来る配慮をとっておきたいもの

です。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2019年10月30日

再 建築図面

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「建築主の要望」と「設計者の意図」を「施工者」に伝

える為には正確な図面が必要になります。

設計には「基本設計」と「実施設計」があり、「基本設

計」とは主に建物の概要が一目で分かる図面を作成する

業務をいいます。

「基本設計」としての図面には仕上げ表、配置図、面積

表、平面図、立面図(建物の外観)、断面図があります。

「基本設計図」が完了したら、建築主の要望とに食い違

い等がないかなどを打ち合わせして、細かい部分を調整

します。

調整が完了した「基本設計図」を元に「実施設計図」を

作成していきます。


「実施設計」とは「基本設計」では書ききれない細かな

部分を図面にします。

「実施設計」では矩計図(断面図を拡大した図面)、建

具表、各部詳細図(平面図を拡大した平面詳細図等も含

まれます)、枠組み詳細図(建具枠等)、家具図、展開

図、構造図、設備図、外構図を作成します。

この段階で図面は30枚くらいになりますが、全ての図面

に整合性が取れていないと現場では混乱しますので、PC

上で図面を重ねながら整合性も整えます。


簡単に主な図面の説明をしてみたいと思います。


05 1階平面図.jpg
平面図です。

平面図には柱の位置、筋違の位置、サッシの位置、設備

関係の位置などが一目でわかるように寸法を記入します。

ここで書ききれない部分は詳細図を書いて補います



07 立面図.jpg
立面図です。

立面図には建物の高さ、外壁・サッシ等が分かるように書き

入れます。



09 矩計図2.jpg
矩形図です。

断面図を拡大した図面になります。

この図面には高さ関係の細かい寸法、内外の仕上げ、基礎

の形状、構造材の大きさ、サッシの高さの寸法、断熱の種

類等を書き込みます。平面図の並んで、図面の中核をなす

ものです。



10 鋼製建具表1.jpg
建具表です。

表という名前がついていますが、これも重要な図面です。

鋼製建具表と木製建具表があり、建具の寸法と取付く場所、

取付金物、ガラスの種類、数量等を表にして一目でわかる

ようにしてあります。



17 各部詳細図2.jpg
各部詳細図です。

平面図、矩形図等で書ききれなかった部分を拡大して書く

ことによって、部材同士の取り合い等が明確にわかるよう

になっています。



S1 基礎伏せ.jpg
構造図の一部の基礎伏図(基礎の図面)です。

一般的な構造図は簡単に済ませてしまいますが、構造図こ

そ入念に書かないと「設計者が求めている構造強度」が出

来ない恐れがあります。



以上簡単に図面の説明をしましたが、図面はたくさん書け

ば良いと言う訳ではありません。

沢山そして細かく書きすぎると、職人さんを悩ませてしま

う恐れもあります。

図面は分かりやすく、そして最低限が理想です。

それでも「職人さんに伝えたいところ」を表現するには木

造住宅でも30枚以上は必要になってしまいます。 
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年12月15日

庭と建物と

030-1.jpg

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建物と庭は一体で考えたいものです。

緑があって建物は映えてくると思います。

ただ緑を植えると、手入に手間がかかる事も事実です。

「緑はほしい」が「手入は楽したい」というのが本音ではな

いでしょうか。

 
一般的に「常緑樹」と「落葉樹」を比べた場合、「常緑樹」

の方が手間がかかりません。

「落葉樹」は樹形が綺麗で紅葉なども楽しめますが、虫がつ

きやすいのは「落葉樹」です。また枯葉の掃除時期も集中し

てきます。

「常緑樹」の難点はほっておくとボサボサして、樹形を整え

るのに苦労します。ただ冬でも緑を楽しめるのは「常緑樹」

です。私の経験では樹形を整える(ほっておいてもあ程度綺

麗)のに楽な「常緑樹」はソヨゴとハイノキがいいと思いま

す。


樹木以外にも「グランドカバー」で土をある程度隠す事も必

要ですし、樹木の下やポイントに下草類を植えると「自然の

風合い」が増してきます。


写真の家のグランドカバーには多年草のダイカンドラを植え

て、それ以外にもタイムとスナゴケ、下草類としてタニカ・

ツワブキ・ヤブコウジ・ヤブラン等の手間のかからないもの

を植えました。


植栽で気を付けたいのは建物の基礎の近くには、ボサつくも

のは植えない。理由としては「シロアリ」が「蟻道」を作っ

てもすぐに目につくようにする為です。

また最近は南国の樹木や虫がつかない「ユーカリ」なども人

気ですが、これらの樹木は成長が早すぎて手間がとてもかか

り、放っておくと大木に成長してしまいます。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年08月27日

プランの創り方

白い家.jpg
広々リビング

Low cost 9.jpg
対面キッチン+パントリー

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プランの創り方は人それぞれですが。

まず最初は、どんなものにスポットをあててイメージを

膨らませるかが重要になってきます。

最初は建築主様の「ご希望を聞くところ」からスタート

します。多いご希望は「家事動線」、「小さいお子様の

見守り方」、「収納」などです。

ただこれらの「ご希望」は現実の生活が主体になってい

ますので、ここから住宅全体のイメージを膨らませる事

は至難になってきます。

出来れば「別荘のような家」、「庭を楽しむ家」、「暖

炉に集まれる家」などのイメージを膨らませやすい言葉

があるととても助かります。

厳選された1枚の写真があれば、なおいいのですが。


「現実的なご希望」はイメージを膨らませた中で、イメ

ージと一体となって取り入れていくという方法が、私が

個人的には好きな方法です。


上の「1500万円の家」のプランは、「緑の中でも、都市

でも映える三角屋根の白い家」というイメージを先行し

て考えてみました。

そのイメージの中で「ご希望」によって、上の写真のよ

うにリビングの広々感を重視したものと、下の写真のよ

うに対面キッチン+パントリーを重視したものに展開で

きます。

これで「ご希望」に合わない場合は、「イメージの練り

直し」からやりかえる事もあります。


イメージがあれば様々な展開も可能ですので、まずはイ

メージ創りを大切にしたいと思います。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 17:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年08月17日

折れ戸

折れ戸.jpg

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「折れ戸」は一般的にはクローゼットの扉などに使用し

ます。

この建物の折れ戸は「キッチンを隠す為」に使用しまし

た。

この建物では普段はキッチンは使用していませんので、

このように折れ戸でキッチンを隠して、部屋をシンプル

にスッキリと見せています。


以前に私が設計した賃貸マンションでも、可動間仕切り

として折れ戸を使用しました。普段は20帖以上のリビン

グダイニングとして使用しますが、子供が大きくなった

りして「一部屋必要になった時」は可動間仕切り(折れ

戸)を閉めて5帖程度の個室を作る事も可能にしてみまし

た。


このように折れ戸はクローゼットの扉以外にも、多用に

使用する事も出来ます。

使用しない時には、たたみ幅は多少はありますが、たた

んで置いてもそれほど邪魔になるほどのスペースは必要

としません。

カーテンやアコーディオンカーテンでは、少し物足りな

いという仕切り方に適していると思います。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年07月26日

バルコニー

デッキ.JPG

バルコニー.JPG

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バルコニーにも様々な形と用途があります。

上の写真のものは、一般的な防水を施したルーフバルコ

ニーです。

使用目的は「洗濯物干し」と、鉢植えの植物を置いての

「プライベートな庭」として過ごすためのバルコニーの

仕上がりです。

奥の方に洗濯物を干して、手前の開口部の前を庭のよう

に扱つかって、手摺壁も外部からの視線を遮る為に高く

してあります。

また床のFRP防水も少し緑がはいった色として、庭とし

ての演出も施しました。

一方で下の写真のバルコニーは、使用目的がありません。

「夏の日射対策としての庇代わり」と外観に堀の深さを

出すための「デザイン的な要素」で取り付けてあります。

庇代わりとデザイン的な要素のバルコニーですので、少

しでも施工費を抑える為に、「床は木の角材を敷いてあ

るだけ」の簡単な仕上げです。

一見足場板のようで「怖い感じ」がしますが、載ってみ

ると素足にとても気持ちがいい。

この「足場板のようなバルコニー」のお蔭で、夏はバル

コニーの下の1階の部屋には「日射」が差し込みません。

これだけ夏が暑くなってくると、日射対策としての庇や

バルコニーが大切になってくると思います。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年07月18日

高断熱

36 壁下地・天井下地.JPG

03 屋根立ハゼ噴き1.JPG

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高断熱の住宅について少し考えてみます。

熱の伝わり方には熱伝導、対流、輻射があります。

熱伝導は物質を通して熱が伝わることをいいます。

対流は空気や液体などの流れによって熱が伝わること

を言います。

また輻射とは遠赤外線などの熱線によって熱が伝わる

ことを言います。


現在使われている「断熱材」のほとんどは「熱伝導」

と「対流」に対しての性能が評価されています。

冬季は太陽による熱線(遠赤外線)が弱いので「断熱

材」が効果を発揮して、「高断熱の家」が暖かくなり

ます。

逆に夏の暑さは「太陽光による熱線(遠赤外線)」に

よるところが大きく、断熱材が冬季ほど性能を発揮で

きません。

夏の「太陽による熱線(遠赤外線)」を遮るには「遮

熱材」が一番適しています。

夏の熱線の80%は屋根面に集中すると言われています

ので、「遮熱材」を屋根面に施工すると、太陽の熱線

(遠赤外線)から住宅を守る事が出来ます。

「遮熱材」は主にアルミを表面の融着したシートで銀

色をして「熱線=高温・低温共」に対して有効に働き

ます。

ガルバリウム鋼板もアルミを55%含んだものでメッキ

していますので、シルバー色(素地)を屋根面に施工

すると「熱線(遠赤外線)」に対して有効に働きます。


「熱線対策」を施していない「高断熱・高気密」の建

物は「高断熱・高気密」が災いして建物の内部に熱を

ため込んでしまう事があります。その熱を夜になって

も放出して、夏は過ごしにくい住宅となる事もありま

す。

特に繊維系の断熱材(グラスウール等)はボード系の

断熱材に比べて貯めた熱を放出しやすいと言われてい

ます。

出来れば天井裏(屋根面)にはボード系の断熱材を施

すのがいいと思いいます。


「熱線対策」としては、先の「遮熱材の施工」以外に

も開口部からの「熱線」の侵入を防ぐことも大切だと

思います。

具体的には南面は「庇・軒の出」による太陽光の遮断、

東・西面はLow-eガラスの使用が重要だと思います。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年07月09日

住宅の外壁

00001.jpg

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住宅を設計する上で、外壁にはいつも悩まされます。

安くて「防火構造の認定」がある外壁は限られていま

す。

「準防火地域以上」でなければ「防火構造」は法規上

必要はないのですが、郊外でも最近は住宅が密集して

います。

もしもを考えると隣地境界に近い部分は「防火構造」

で設計したいものです。

サイディングなどは「防火構造の認定」を受けていま

すので、防火上はとてもいいのですが。

私には「柄付で気に入ったもの」が見つかりません。

私は塗り壁もとても好きで、「防火認定」も取れるの

でとてもいいと思いますが、あまりに単価が高すぎま

す。


そこで最近はサイディングの一番安いもの(無塗装の

釘打ち品)を、よく使うようになりました。

塗装用のパテがいいものが出回ってきて、簡単に釘痕

や目地をパテで隠すことが出来るようになりました。

パテ処理したサイディングの上に少し凹凸のある塗装

仕上げを施してパテ処理部分を目立たせ無くすれば、

仕上がりはサイディングのイメージからは程遠くなり

ます。


メーカーでも同じような仕様で出していますが、塗装

メーカーが指定で施工工事会社もメーカーの認定の職

人さんです。これで施工すると「塗り壁」と同じよう

な金額になってしまいます。

この辺りはかなり疑問符が付きますね。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年07月02日

キッチンハンガー

P1040610.JPG

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最近はアイランドキッチンや対面キッチンが人気で、シ

ンクや調理台の前に壁が無いキッチンが増えました。

私は「調理のスペースと動線」を考えて、L型キッチン

を設計で組み込む事が多いのですが。

L型キッチンですと片方に壁がありますので、写真のキ

ッチンハンガーも取り付けられます。


以前はキッチンメーカーでも出していたのですが、最

近は上記のアイランドキッチンなどの人気で、キッチ

ンハンガーも少なくなってしまいました。


調理する人にとっては、目の前に調理道具が並んでい

るのは「とても便利」だと思いますし、洗った後に多

少の水気が残っていても、掛けておけば乾きます。

写真の品はネットで買いましたがシンプルで良く出来

ています。


以前に設計した住宅の奥様に「対面キッチンの前面に

壁の無いプラン」に、どうしてもキッチンハンガーを

取り付けたいと言われて、キッチン前の腰壁を1.4m

まで立ち上げたことがありましたが、ダイニングから

見ると奥様の顔が鼻から上しか見えませんでした。

明らかに「対面キッチンの良さ」が無くなってしまっ

た経験があります。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年06月23日

窓辺の景色

P1040603.JPG

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「窓から見える景色」はとても大切にしたいと思います。

普通の住宅地では、周りの視線から隠すことに考えがい

きがちですが、隣地に生け垣や樹木などがあれば、そこ

にスポットを当てた窓の切り取り方などで、家の内部か

ら見える「景色」もずいぶんと変わってきます。

また、高い位置に設けた窓から見える「青空」などもい

いかもしれませんね。


近隣の視線が気になるようでしたら、写真のように窓上

にロールスクリーンを取り付けて、外部からの視線の範

囲を狭めたらいいと思います。

また窓の外に「鉢植えの植物」などを置いて、「景色」

を意図的に造っても面白い思います。


窓辺の景色もインテリアの一部という考えで住宅のプラ

ンを組み立てたいものです。

 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年06月11日

再 空気を流す

A邸5.JPG

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空気を流す。

風通しを良くする事とは少しニュアンスが違います。

「空気が淀む場所を作らない」と言った方がいいかも

しれません。

空気は窓を開けて、風を入れる事によっても入れ替わ

りますし、人が移動することによっても入れ替わりま

す。

また、窓を開けても風が入らない場所では温度差を利

用して、空気を入れ替える事も出来ます。


写真の住宅では、ロフトに付けた小さな高窓から、温

度差による空気の動きを利用して換気をしています。


空気が入れ替わらない住宅は、少し衛生面で劣ります。

エアコンだけに頼っていると、空気の動く部分が限ら

れてきます。

窓を開け放って、人が活動的に家の中を動くことによ

って、家の中の空気が入れ替わり、健康的な住宅にな

ります。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年05月24日

夕日が見える窓

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この窓からは、遠くの山に沈む「夕日」が見えます。

この部屋の主な使用用途は「納戸」です。

納戸にノートPCを置いて「夕日を見ながらJAZZを聞

いてBEERを飲みたい」との建築主の要望に応えて、

「西日が差し込む窓」を作りました。


窓の下端は床から40pです。

窓の下枠を広めにして「カウンター代わり」にしてあり

ます。

床に座って、窓の下枠に肴を置いての「特設の夕日の

鑑賞スペース」の出来上がりです。


「小住宅」では部屋の使用用途を限定してしまうと、息

苦しくなります。一つの部屋で「一石二鳥」や「一石三

鳥」が理想です。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年05月15日

業務用キッチン

キッチン.JPG

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安くてインパクトのあるキッチンを求めている方には

「中古の業務用キッチン」など如何でしょう。

写真のキッチンの本体は10万円もかかっていません。

ステンレスなので、荒っぽい使用にも耐えてくれます。

これで床が土間でしたら、魚の鱗まで取ることも出来

るかもしれません。


このお宅ではコンロは、市販のIHクッキングヒータ

ーを置きました。

ステンレスキッチンに合わせて、換気フードと照明器

具もステンレスとしてあります。


ただ一つ難点は、床が土間でない場合は、扉や引出し

があると床の振動で扉がカタカタとなってしまいます。

そのような時は、キッチンの足の下に防振マット(ゴ

ムマット)を敷くと直ります。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年05月08日

洗面台廻り

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洗面台廻りは物があふれて、兎角ゴチャゴチャとしがち

です。

なおかつ水ハネによる壁の汚れなども付いて、キッチン

・浴室の次に汚れやすい場所だと思います。

キッチンや浴室は意識して掃除をしますが、洗面台廻り

は忘れがち。


お金をかけた立派な汚れにくい洗面台廻りも多くありま

すが、洗面台にお金を掛けるのだったら他へ回したいと

いうのが庶民感覚だと思います。


写真のセットは「汚れにくい庶民感覚」の洗面台廻りを

実現してくれます。

庶民的な洗面台の回りに、高さ40p程のタイルを貼って

水ハネによる汚れも簡単に落とせます。


鏡と化粧棚も設けてあります。

鏡付きの収納棚を洗面台の前に設けるのが一般的には多

いと思いますが、濡れた手で鏡付きの扉を開け閉めする

だけで鏡が汚れてきます。

化粧棚(棚板)を取り付けておくと、普段使いの水気の

あるものは、棚に載せておけば他のところが汚れにくく

なります。


ドライヤー、ヒゲ剃り、化粧品、タオルなどは洗面台の

横に奥行25センチの棚を設けて収納しています。


鏡の上にはブラケットの照明器具と、横にはコンセント

が当然に取付いています。
 
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2018年05月02日

カーテンレール枠

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カーテンレールを取り付けるのにも悩むものです。

安くてシンプルでお洒落なものを探すのですが気に入っ

たものがなかなか見つかりません。

アイアンで出来たものなどもいいのですが、「私が想う

シンプルモダン」とは微妙にニュアンスが違います。

カーテンボックスを取り付けると、窓の上に厚みが出て

「窓上が少し重々しく」感じてしまいます。


シンプルさとコストパフォーマンスを求めて、窓上に直

にカーテンレールを取り付けるための、厚さ3pの無垢板

を取り付けてみました。

存在すら気が付かない程シンプルですが、一般的なカーテ

ンレールを窓上に取付けるよりはお洒落感も出ると思いま

す。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年04月20日

再 視線の抜け

nuke.jpg

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住宅を設計していて、出来上がったプランにとても

息苦しさを感じる事があります。

感覚的な事ですので、同じプランで息苦しさを感じ

るかは人それぞれですが。

息苦しいと感じたら、納得のいくまで気持ちの悪い

部分を取り払います。


同じ間取りでも建具をガラスの建具に変えてやった

り、息苦しいと感じる外壁に透明硝子の窓を切って

あげると、息苦しさが開放感に替わる場合がありま

す。

透明硝子などによって視線を出来る限り遠くへ導い

てやる事を「視線の抜け」といいます。


視線が抜けていく部分を効果的に空間に取り入れて

いくと、閉鎖感=息苦しさが和らいで気持ちのいい

開放感を演出できます。

出来れば、その視線の抜けていく先に緑が配置され

ていれば解放感と潤いを同時に手に入れる事ができ

ます。
 
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2018年04月11日

鉄骨でバルコニー

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バルコニーの存在を消したかったので、

バルコニーを細く、薄く見せました。

バルコニーを細く、薄く見せるには強度のある

鉄骨が向いています。

手入も楽なように「亜鉛メッキ」も施してありま

す。


バルコニーの床には「木の角材」を置いて、上か

ら鉄の板をビス留めして、動くのを止めています。

一般の防水を施した床だけで比べると「格安」で

仕上げることができました。


中央に柱を一本建ててありますが、この柱の意味

は、バルコニーの下地鉄骨を取り付ける「木の梁」

にはバルコニーの下地鉄骨によって「ねじれの力」

が加わります。

その「ねじれの力」を極力小さくする為に柱を一

本建てました。


このバルコニーは「使用用途」はほとんどありま

せん。物干しに使用するわけでもないし、目の前

に壮大な景色が広がっている訳ではありません。

夏場の日射対策としての庇代わりと、建物の外

観に「堀の深さ」を出す為のデザイン的な要素で

取り付けました。

一見、とても無駄なように思えますが、これも一

つの「建築的な観点」からの重要な役割を担って

います。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年04月05日

基礎の足元

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基礎の足元に植栽の「下草類」を植えてみました。

無機質な基礎のコンクリートに潤い感を持たせる為

に。

今回は「タニカ」、「ヤブコウジ」、「コクリュウ」

、「オモト」を選びましたが、手入が面倒という方は

手入いらずの「タマリュウ」だけでもいいと思います。

道路境界沿いに植えましたので、ここを通る人の目

を楽しませるのも目的の一つです。


住宅地や街中が少しずつ潤いに溢れていけば殺風

景なアスファルトとコンクリートのイメージが変わっ

ていくと思います。
 




posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年03月29日

玄関ポーチの手摺

玄関手摺.JPG

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玄関ポーチに手摺(握り棒)を取り付けました。

たまに遊びに来る「オジイちゃん・オバアちゃん」

用の手摺ですが、滑りやすい雨の日などにも便利

です。

普段は使いませんので「これぞ手摺」というデザイ

ンは避けて、シンプルにデザインをしてみました。

また「本格的な手摺」を作るよりは「握り棒」の方

が安く済みます。

見た目の違和感を避けたかったので、地面から立

ち上げて「植栽との一体感」を試みて、使い勝手を

考えて上の先端部分を少し折り曲げてあります。

その結果ですが、ちょっぴりとアート感も出ました。
 
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2018年03月23日

ポスト

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設計をしていると、

ポスト一つ取り付けるにしても悩みます。

外壁に穴を開けて、そこにポスト口を取り付ける

のが「見た目と使い勝手」は一番いいのですが、

雨仕舞まで考えたポスト口が少ないのが現状です。


最近は外壁に大きなポストを取り付けたり、外構に

壁を作って、そこにポストを取り付ける方法が多く

なってきました。

「お金を掛けないで、デザイン的に気に入った方法」

を模索していましたが「これも有りだなと思い」試さ

せてもらいました。


ポスト.JPG

サビ鉄板(チェッカープレート)にステンレスのボルト

で既製品のポストを取り付けてみました。

ポストとサビ鉄板の間にはステンレスのナットを入

れてクリアランスを取っています。

造園屋さんとのコラボで考えましたので、石と苔に上

手くマッチして「庭との一体感」が出ました。

 


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2018年03月16日

再・庇

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最近は窓の上に庇をつけないお宅が多くなり

ました。

理由はデザイン的に邪魔者!、という事なの

だと思います。

また、エアコンの普及によって窓を開けること

が少なくなったとも思います。

しかし、雨の多い日本に住んでいてエアコンに

多少なりとも頼らない生活をする為には、庇は

最低限必要な装備かと思います。


庇を付けると、何故デザイン的に劣ってしまう

のか?

全てではありませんが、庇の厚みに問題がある

のかと思います。

たしかに、窓の上に10cm位の厚みの庇が取

り付くと少し鈍重なイメージになります。

庇を少し薄くしてやったり(強度上は問題ありま

せん)、スチールプレートの亜鉛メッキ、ガラス、

ポリカーボネートの平板などで庇を薄くすると、

それ程デザイン的に劣らないと思います。

 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年03月10日

階段手すり

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階段の手すりの意味は、

階段を昇り降りする人の介助の為の「安全対策」

だと思います。

廻り階段では手摺を取り付ける位置は、一般的に

回る外側の壁に付ける場合がほとんどです。

しかし人間の習性としてショートカット(内側を回

る)をしようとします。

人間の習性を考えると、手摺は廻り階段の場合は
 
、階段を回る内側の壁に取り付けた方が有効に利

用されると思います。

ただ高齢者や足腰の辛い方は、廻り階段の外側の

壁に手すりを取り付けた方が安全に昇り降りでき

ます。


余談ですが、昇り降りしやすい階段の寸法という

のもあります。

一般的には大人の場合「蹴上高さ×2+踏面巾=

61〜65と言われています。蹴上高さ(階段1段の

高さ)は住宅では20p位を多く採用します。

それを上記の式に当てはめると20p×2+踏面巾

(階段の巾)=61〜65となり、踏面巾は21p〜

25pとなります。
 
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2018年03月04日

階段

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階段にも様々な形と材料があります。

最近は無垢板、又は集成材が一般的です。

一昔前の高級住宅には、絨毯を張った階段なども

よく見かけました。

階段の支え方も色々と工夫されて、お洒落な階段

もとても増えてきました。

鉄骨の回り階段に代表される、鉄骨で下地をかけ

て、そこに木の板を載せて反対側まで見通せる階

段(ストリップ階段)が人気です。

階段がお洒落になると、階段を見せたくなってし

まうのが人の心理だと思います。

そこで最近は「リビング階段」がとても人気です。


しかし安易に「リビング階段」を取り付けると、冬

の温熱環境に悪い影響を及ぼして、床廻りが冷える

ことに繋がります。

空気は温められると「軽くなって」上へと登ります。

逆にサッシで「冷やされた空気」は重くなって床に

滞留します。このサッシで冷やされて床が寒々とす

る現象を「コールドドラフト」といいます。

 
リビング階段はとてもいいのですが、提供する側も

上記の「ネガティブな部分」を説明する必要がある

と思います。

個人的には住宅に「北国並の断熱性能」を与える、又

は容量の大きな暖房機器(薪ストーブ・業務用エアコ

ン)を取り付けなければお勧めはできないと思ってい

ます。


階段室型の階段(写真のもの)を取り付けても、丁寧

な仕事をすればけっして「安易な安っぽい感じ」には

ならないと思います。
 


posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年02月26日

引き込み戸

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リビングの入口の壁の中に収納できる引き戸です。

夏はこのように引き込んで、隣の玄関ホールの小窓

を開けて「風の通り道」を作ります。

冬は閉めて「暖房効率」を上げます。

写真のように「少しだけ引き残し」を設けて壁から

「手掛け金物」が出るようにしてあります。

デザイン上は扉が全て壁内に収まった方がきれい

なのですが、使い勝手に多少の難があるので、毎

日使う扉ですから「引き残し」を設けました。

レールは「真鍮のM型レール」を床に埋め込んで、

扉を開け放した時も「レールが目立たない」ように

してあります。


下の写真は扉を閉めた状態のリビングです。

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posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年02月16日

アウトセットの引き戸

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建築の設計をしていて、日本人の生活には引き戸が

合っているとつくづく感じます。

ただ「一本引き戸」にすると、引き込む部分の壁が

薄くなったり、引き込み側の戸当たりの縦枠が見え

てきます。

デザインをする側からの意見としては「少し貧弱」

と思えます。

そんな時は「写真のアウトセットの一分引き」にする

と「貧弱感」が薄れ「スマート」なイメージになりま

す。

ただ上枠(鴨居)の溝の端部だけで、建具の戸当たり

にすると強度的に不安が残ります。

そこで下枠にもゴムの戸当たりを付けると、上枠に掛

る力が軽減されて「安心感」が増します。


アウトセット引き戸のいいところは、引き込み側の壁

厚を薄くする必要が無いので、引き込み側の壁を耐力

壁にすることもできるので、耐震性能を追求する場合

は有利になります。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年01月11日

再 住宅の回遊性

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住宅の回遊性、

聞き慣れない言葉かも知れません。

回遊性とは一言で表すと「家の中をグルグル回れる」ということ

になります。

例えば居間−廊下−寝室−洗面−廊下−居間という具合に、

同じところを通らないで回れるということです。

古い民家で田の字の間取りになっているお宅などは、

襖を通して家の中を回遊することが出来ました。

住宅に回遊性があると、非常に便利です。

例えば裏動線が確保できたり、キッチンから洗濯室に行って

廊下を通ってサービスヤードに出るとか。

もちろん、風通しも良くなります。

ただ、小さな住宅ですと動線を何本も確保するスぺースが取れ

なくて難しいとは思いますが。

回遊性は住む事の楽しさと便利さを兼ね揃えていると思います。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋
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