シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2017年12月15日

ローコストの基本計画

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住宅のプランの作り方としては、

構造コストが上がらない範囲内で出来る限りオープンスペ

ースにします。

オープンスペースを造る要領は、出来る限り造り過ぎない。

間仕切りを出来る限り少なくする。

例えば将来独立する子供のために6帖位の部屋を造るため

には、しっかりと間仕切りをして、かつ収納も造り付けと

いうのが一般的ですが。

数年間だけ子供が使う為の部屋の仕切りは建具、アコーデ

オンドアー、ロールスクリーン程度で構わない気がします。

それよりも子供が独立した後に、そのスペースをどのように

使いこなすかの方が大切なように思えます。

また、収納は家具で作ることも可能です。

間仕切りを多くすると垂直部位(壁・建具・巾木など)が多

くなりコストアッ プの要因になります。

ただラーメン構造以外(一般的な木造)は間仕切りも重要な

構造部材ですので、構造とオープンスペースのバランスが難

しいかとは思います。
 

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2017年11月07日

再 溜りをつくる

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最近の傾向として

居間に玄関が取りつくプランが多いと感じます。

これにはとても共感します。


このプランの特徴は

帰宅して、一度居間を通ってから各個室などにアクセスするので

家族が顔を合わせる機会が多くなり、

また廊下という移動空間を抑える事で、

抑えたスペースを他に割り振る事が出来ます。


ただ上手にプランを組み立てないと、

居間に何本もの動線が走って、居間が移動する為の空間になっ

てしまう恐れがあります。


居間の本来の目的である「くつろぎ」「落ち着き」を確保する為

には、動線から離れたところに「溜り」をつくる事がとても重要

だと思います。
 
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2017年10月29日

再 空気を流す

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空気を流す、

風通しを良くする事とは少しニュアンスが違います。

「空気が淀む場所を作らない」と言った方がいいかもしれません。


空気は窓を開けて、風を入れる事によっても入れ替わりますし、

人が移動することによっても入れ替わります。

また、窓を開けても風が入らない場所では

温度差を利用して、空気を入れ替える事も出来ます。


写真の住宅では、ロフトに付けた小さな高窓から、

温度差による空気の動きを利用して換気をしています。


空気が入れ替わらない住宅は、少し衛生面で劣ります。

エアコンだけに頼っていると・・、空気の動く部分が限られて

きます。

窓を開け放って、人が活動的に家の中を動くことによって

家の中の空気が入れ替わり、健康的な住宅になります。
 



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2017年09月08日

再・天井高さ

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某ハウスメーカーのCMで・・

天井が高い事がもてはやされています。

果たしてそうなのだろうか?

いい空間を見ていると・・

高い天井ばかりではありません。


天井が低いと閉鎖感があると言われますが、

落ち着いたホテルの部屋とかバーなどでは、天井を低く押えて

落ち着きを強調している所もあります。

僕個人としては中途半端な高さの、変化のない天井が一番つま

らなく感じます。

2m40cmという天井高さをよく使いますが、その高さを

トイレの巾90cmに使うと、とても間が抜けたように思います。


低い天井のスペースから高い天井のスペースに移動すると、

より開放感を感じられます。

要はメリハリだと思うのですが・・。

もちろん、部屋の広さ、部屋の水平方向の変化、天井仕上げ材、

開口部などとの兼ね合いも重要だと思います。


ちなみに建築基準法では、居室の平均天井高さは2m10cm

以上としなければなりません。

下の写真の構造体の表しの部分の天井高さは2.55mで奥の低い

天井部分は2.1mです。


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2016年06月02日

庭と緑と

建物と緑はとても親密な関係。

GREENは木陰を作り、小鳥を呼び、花を咲かせます。

木々の間を通ってきた風の気持ち良さ。

窓から見える、緑の抜ける景色。

緑は目を休ませ、気持ちを穏やかにしてくれます。


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2014年08月19日

再 五感の家

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以前テレビで放送されていた「五感の家」を題材にしてみます。

五感を適度に刺激する家は頭のよい子が育つ家というお話で

す。

親の気配が感じられる、家族の声がする、それが逆に子ども

にとって安心できるプラスの環境なのです。

これは昔ながらの日本の家そのものではないでしょうか。

もともと日本の家は田の字型構造で、障子やふすまで空間を

可変的に使っていたので、家族の声や気配をいつでも感じる

ことができました。

しかし最近の住まいでは、プライバシーを尊重する為に、仕切

を多くして外部からの音が聞こえない空間を作っています。

子供が「ある年代」になるまでは、プライバシーはあまり気に

しない方がいいみたいですね。

 
 
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2011年01月22日

雑音のない空間

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音というのは・・

それを聞く人の感性、主観、精神状態などによって、

心地よい音に聞こえる場合もあるし、雑音に聞こえる場合も

あります。


しかし生活空間での音の反射は、確実に雑音をつくりだす要素

だと思います。

高級ホテルのラウンジなどの静かな空間が心地よく感じるのは、

内装の高級感だけではありません。

床に厚い絨毯を敷いて音の反射を和らげる効果によっても、

高級感を醸し出しています。


表面がツルッとした艶のある素材と硬い素材は、一般的に音の

反射が大きくなります。

コルクタイルや塗り壁などのように、表面に凹凸があり柔らかい

素材は吸音効果がとても期待できます。


音の反射まで考えての素材選びは、住宅設計においては一般的

ではありませんが・・

少しこだわってみたい時の参考に・・。
 
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2011年01月08日

バランスを保つ

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住宅のバランスには多種多様なものがあります。

部屋同士のプロポーションのバランス、構造と空間のバランス、コスト

のバランス、デザインのバランス、色彩のバランス、等々・・。

「気持ちのいい住宅」というのは、見事にバランスが整っています。


どこかが異常に感じる家というのは、このバランスの何かが崩れて

いると思います。

プランの段階で意見が食い違っていたり、方向性が定まらないと・・、

バランスをとるのがとても難しくなります。

プランの段階での、その辺りのバランスの舵取り方も、設計者の重要な

仕事の一つだと思います。


人間も健康な人というのは、思考や体力などのバランスが整っていま

す。

僕は気持ちのいい住宅にする為には、バランスを保つ事がとても重要

だと思っています。

  
posted by アース・アーキテクツ at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年12月04日

薄く・軽やかに

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邸宅は別として、一般的な小住宅では破風板(写真の屋根の茶色

の部分)の厚みと、住宅のスケールが合っていないお宅が多々あり

ます。

破風板の厚みが住宅のスケールより厚過ぎると、屋根がとても重々しく

鈍重に感じます。


一般的な屋根構造で行うと、破風板の厚みは25センチ前後になり

ます。

構造強度の落ちない範囲で、「ひと手間」かけて破風板を薄くすると

屋根が軽やかになって、屋根にシャープなラインをだすことができ

ます。

写真の住宅は「ひと手間」かけて破風板の厚みを10.5センチとし

屋根の軽やかさを表現してみました。


設計段階で住宅のイメージをつくって、

「その住宅のイメージに見合った各部分の煮詰め」という作業も、

「気持ちのいい住宅」を造る意味において、とても重要になってきます。

 
posted by アース・アーキテクツ at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年11月27日

素足で過ごす

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写真は私の事務所の杉板のフローリングです。

夏は靴下を脱いで素足で仕事をしています。

素足で仕事をしていると・・

リラックスできて、とても気持ちがいい・・。


床材には多種多様があります。

その中で素足に適した床材となると・・

コルクタイルか無垢のフローリングが最適だと思います。

無垢のフローリングも種類によって、

肌が触れた時の感触がそれぞれです。


ナラに代表される堅木のフローリングは、とても材料の

密度が高く・堅くて傷がつきにくいという長所を持って

います。

反面、湿気を吸い取りにくく、素足での感触はそれほど

でもありません。

素足の湿気を吸い取りやすいフローリングとなると、

一般的には杉が一番です。

しかし杉はやわらかく材料の密度が荒い為、傷がつきやすく

汚れも吸い込みやすいという難点があります。

素足での気持ちよさと傷のつきにくさを両立させるのは難

しいのですが・・。

桧のフローリングは素足での感触もよくて、杉よりは傷が

つきにくく汚れも吸い込みにくい材料です。
 
 
posted by アース・アーキテクツ at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年11月19日

外を楽しむ

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数年前からオープンテラスのカフェが街に出来てきました。

真冬は別にして、

他の季節は外の空気をそれぞれの人が楽しんでいるようです。

ヨーロッパの街では当たり前の事ですが、

ようやく日本でも、外の空気を楽しむ風潮が浸透してきたようです。


日本でも田舎の民家などでは、建具で仕切られていない縁側があっ

て、そこでお茶や3時のおやつを楽しむ習慣がかつてはありました。


休日にブランチをしたり、ビールを飲んだりと・・

外で楽しめる場所があると、生活の巾がとても広がると思います。

出来れば雨の日でも楽しめるように・・

深い庇が付いていると便利です。

人間の習性ととして、ただ外部に居るよりは屋根がついている方が

安心するようです。


ただ、深い庇は屋内を暗くするので、屋根材は光を通す材料を選ぶと

いいと思います。
 

posted by アース・アーキテクツ at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年10月23日

再・シンキングスペース

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人間は大昔に、洞穴で暮らしていた頃の

遺伝子の記憶が残っているのでしょうか。

タイトな空間に入り込むと、

妙に・・落ち着く事があります。


子供の頃の、カーテンを閉め切った2段ベッドの空間とか・・

天井の低いロフトの空間など・・。

とても居心地がいい!


勉強などに集中するには

北側の直射日光の届かない、安定した淡い明るさの空間が最適

だといわれています。


そんな空間が一家に一つあると

集中して考え事をしたい時には、とても救われる気がします。

その空間はシンキングスペースとでも名付けましょうか。


パソコンルーム・図書室・書斎兼用でいいと思いますが

シンキングスペースは少しタイトで、

開口部は小さめで、

天井高さは低く抑えて、

北側の安定した淡い光が入ってくる場が最適だと思います。


 
posted by アース・アーキテクツ at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年10月16日

広く見せる

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小さな店舗などで、壁一面に鏡を貼ったところを見かけます。

鏡を貼ることによって、小さな空間に奥行を与えて

広く見せようとしています。


住宅などで壁一面に鏡を貼るのは少々ためらうと思います。

本来は一室空間として広々とさせればいいのですが、

そこは各家族の諸事情と光熱費・構造等の問題もあります。


以前にこのブログで書きました「視線の抜け」と重なりますが、

小住宅を広く見せるコツは・・

視線を遠くまで伸ばす事が重要です。

全ての扉(出来れば引き戸)を解放すれば

建物の端から端まで視線が抜けていく・・

そんな計画(プラン)を住宅に取り入れると

解放感と広がり感を手に入れる事が出来ます。


視線が抜けていく途中に奥まった部分を造ると、

その奥まった部分の先に何かがありそうで・・

より広がり感が強調されます。

 
posted by アース・アーキテクツ at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年10月09日

断熱材

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最近HMのCMで外張り断熱を強調しています。

あれほどTVで流されると・・

これからの時代は「外張り断熱だっ!!

・・と洗脳されてしまいます。


断熱材の種類は大きく分けて次の3種類になります。

 1、繊維系断熱材(グラスウールなど)

 2、ボード系断熱材

 3、吹付け断熱材

外断熱(外張り断熱)は主にボード系の断熱材を使用します。

しかしボード系といっても、断熱材の為それほど強度はありま

せん。

強度のない断熱材に直接外壁を施工するのは問題があるかと

思います。

そこで外壁材を支持する為に、コストをかけて施工しています。

HMはそこを重要視しているように思えてなりません。


断熱性能自体は外断熱と内断熱で大差はありません。

要は断熱材の性能と施工精度によると思います。

北国は別として、断熱材の施工自体がかなり軽く見られていて

特にグラスウールの安易な方法での施工が目につきます。


グラスウールを施工していると体中がチクチクしてきて

ひどい時には皮膚が赤くなってきます。

ガラス繊維を体に吸い込むのも良くないと聞いています。

こんな状況ではいい施工もできないと思います。


最近グラスウールに替わる化学繊維を使ったものが多少使用さ

れるようになってきました。

これは職人さんも体が楽だと思います。

体が楽に施工できるものは、丁寧な施工も行える可能性が高い

と思います。


 


posted by アース・アーキテクツ at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年09月04日

団らん

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最近「団らん」という言葉をあまり聞かなくなりました。

その原因の一つとして家族が家で過ごす時間が短くなった事が

挙げられると思います。

そもそも「団らん」とは自然発生的な行為です。

家族が自然に集まり、食事をして会話が発生して・・。


限られた時間に、家族が自然に集まる為には、「居心地のいい

場所」が必要だと思います。

その居心地のいい場所とその他の部屋の関係(間取り)が、その

家族に適しているかが重要です。

いい換えると、住宅とその家族の間に「上手な住まい方」が出来

上がるかが決め手だと思います。


家族のすれ違いが多い今だから・・

家族が自然に集まれる「上手な住まい方」を考えてみる必要があ

ると思います。

 





posted by アース・アーキテクツ at 10:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年07月30日

溜りをつくる

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最近の傾向として

居間に玄関が取りつくプランが多いと感じます。

これにはとても共感します。


このプランの特徴は

帰宅して、一度居間を通ってから各個室などにアクセスするので

家族が顔を合わせる機会が多くなり、

また廊下という移動空間を抑える事で、

抑えたスペースを他に割り振る事が出来ます。


ただ上手にプランを組み立てないと、

居間に何本もの動線が走って、居間が移動する為の空間になっ

てしまう恐れがあります。


居間の本来の目的である「くつろぎ」「落ち着き」を確保する為

には、動線から離れたところに「溜り」をつくる事がとても重要

だと思います。


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posted by アース・アーキテクツ at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年07月10日

地中熱体感!

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先日に静岡市清水区にあるkurita建設に寄らせてもらって、「地

中熱利用システム」を体感させて頂きました。

冬にも一度体感させて頂きましたが、

今回は夏にもう一度。


とにかく空気がきれいで、とても心地がいい・・

家全体を空調するシステムですので、家の中でのヒートショック

もないですし、空調負荷を気にして吹抜けを諦める事もなくなり

ます。

ただ残念な事にkurita建設さんで使用しているシステムはヒート

ポンプ併用のシステムですので、機械の補助による空調です。

「地中熱利用システム」のみでの空調ではありません。

機械の補助に頼らない「本来の地中熱」の効果を一度体感してみ

たいと思います。


「地中熱利用システム」は繊細なシステムですので、断熱にとて

も神経を使いそうです。

そう考えると構造躯体で高断熱・高気密を可能とする、鉄筋コンク

リートの建物が「地中熱利用システム」に向いているように思いま

す。 


地中熱利用システム(GEOパワー)http://www.geo-power.co.jp/

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2010年06月18日

五感の家

 
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以前テレビで放送されていた「五感の家」を題材にしてみます。

五感を適度に刺激する家は頭のよい子が育つ家というお話で

す。

親の気配が感じられる、家族の声がする、それが逆に子ども

にとって安心できるプラスの環境なのです。

これは昔ながらの日本の家そのものではないでしょうか。

もともと日本の家は田の字型構造で、障子やふすまで空間を

可変的に使っていたので、家族の声や気配をいつでも感じる

ことができました。

しかし最近の住まいでは、プライバシーを尊重する為に、仕切

を多くして外部からの音が聞こえない空間を作っています。

子供が「ある年代」になるまでは、プライバシーはあまり気に

しない方がいいみたいですね。

 
 
posted by アース・アーキテクツ at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年06月11日

グリーン・ウォール

Green Wall.JPG

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数年前に僕が設計したマンションの目隠し塀です。

ネットフェンスに蔦系の植物を絡ませて、エコな潤いのある塀を

意図して造ってみました。

今では奇麗なグリーン・ウォールになり、レンガの重厚な感じに

とてもマッチしてきました。


最近壁面緑化をよく耳にしますが、外壁に緑化を施した場合には

緑化した植物と外壁の維持にとても手間がかかります。

そこで建物とは縁を切ったネットに植物を絡ませてやると、手間

をかけずに維持が出来ます。

なおかつ、人の手が届く範囲内であればもっと気軽に・・。


この塀で僕が選んだグリーンはヘデラヘリックスという、普通は

樹木の下草に使う植物です。

とても生命力が強くて乾燥と日影にも耐えられます。

ただ一般の蔦系の植物と違って自力でネットの上を這いあがって

いくことはできません、その分外壁に絡まって根をはる力も一般

の蔦に比べるとかなり弱いので安心です。

最初のふた夏程は、人の手でネットに絡ませて上に導いてやる

必要がありますが、ネットの上まで上げてしまえば後は伸びてく

る茎をハサミできってやるだけ・・。

このグリーンウォールでひと夏に処分する茎はゴミ袋が四袋程度

でとっても楽です♪

 








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2010年06月01日

視線の抜け

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住宅を設計していて、出来上がったプランに

とても息苦しさを感じる事があります。

感覚的な事ですので、同じプランで息苦しさを感じるかは

人それぞれですが・・。

息苦しいと感じたら・・

納得のいくまで気持ちの悪い部分を取り払います。


同じ間取りでも建具をガラスの建具に変えてやったり、

息苦しいと感じる外壁に透明硝子の窓を切ってあげると、

息苦しさが開放感に替わる場合があります。

透明硝子などによって視線を出来る限り遠くへ導いてやる

事を「視線の抜け」といいます。


視線が抜けていく部分を効果的に空間に取り入れていくと、

閉鎖感=息苦しさが和らいで気持ちのいい開放感を演出でき

ます。

出来れば、その視線の抜けていく先に緑が配置されていれば

解放感と潤いを同時に手に入れる事ができます。
 








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2010年05月14日

狭小敷地

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狭小敷地と聞くと・・

なぜか建築魂が燃え上がってきます。

狭小敷地という困難な状況を切り開くには

発想の転換と斬新なアイデアが必要不可欠になってきます。

建築主も多くの希望は語りません。

設計者の感性と発想に期待・・という事なのでしょう。


しかし、いい建築が出来てしまう。

しかも斬新で個性的な建物が・・。

狭小敷地には設計者が腕をふるえる条件が整っているのかも知

れません。


狭小敷地だからといってあきらめる事はありません。

固定観念さえ捨て去れば、夢はどんどん広がっていきます。
 
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2010年04月17日

住宅のフレキシブルについて・その2

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フレキシブル=柔軟性という意味です。

では、住宅の柔軟性はと言うと・・?

簡単に表現すると、将来に対応できるという事です。


一般的には「家族の将来」を予測するのが難しい、またプランを決

める段階で「家族の将来の変化」を考えている時間がとれない・・

などの理由で、短い時間でプランを決定している方がほとんどだ

と思います。


人生に一度の大事業を短い時間で決定してもいいんでしょうか?

住宅の設計は「人生設計」の一部だと思います。

様々な角度から「家族の将来」を検討する時間の必要性を感じま

す。


「家族の将来の変化」を予測するのは難しいですが、「変化に対

応できる住宅」を一度は考えてみる事も必要だと思います。

出来上がったその時に多少の不便を感じても、将来に余裕と含み

を残しておくことをお薦めします。

まずはnLDKというコマーシャルに乗らない事も必要ですし、

造りすぎない事も重要になっていきます。

それ以外には構造躯体と設備配管等への配慮も必要になってき

ます。

一つの方法としては「変化する部分」と「変化しない部分」を明確

に分けておくという考え方もあります。


 











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2010年04月14日

再・建具

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最近は建具も工場生産品が大半を占めて・・

腕のいい建具屋さんの数も減ってきました。

なぜそんなに工場生産品がもてはやされるのでしょうか?

1つには・・施工サイドの思惑があるように思えます。

カタログを見せて・・

建築主に選んでもらうだけでいい・・

結果、打ち合わせの手間が減る。

また、材質も安定しているので施工後の微調整も省ける。


建具は空間を構成する重要な要素です。

意図した空間に適した建具はとても大切です。

数種類のデザインの中から建具を選ぶのは、「いい空間を造る

という意図」からは少し外れます。

また工場生産品は寸法も一定の決まりがあるので

他の空間要素と寸法をすり合わせることができません。


いい空間というものは、それを構成する部材の質感を含めたバ

ランスで成り立っています。

「楽・お手軽」を求めたら・・

「気持のいい空間」はできないと思います。


 
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2010年03月27日

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最近は窓の上に庇をつけないお宅が多くなりました。

一番の理由はデザイン的に邪魔者!

・・という事なのだと思います。

また、エアコンの普及によって窓を開けることが少なくなった・・

とも思います。

しかし、雨の多い日本に住んでいてエアコンに頼らない生活をす

る為には、庇は最低限必要な装備かと思います。


庇を付けると、何故デザイン的に劣ってしまうのか?

全てではありませんが、庇の厚みに問題があるかと思います。

たしかに、窓の上に10cm位の厚みの庇が取り付くと・・。

スチールプレートの亜鉛メッキ、ガラス、ポリカーボネートの平板

などで庇を薄くすると、それ程デザイン的に劣らないと思います。


  
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2010年03月12日

空気を流す

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空気を流す・・

風通しを良くする事とは少しニュアンスが違います。

「空気が淀む場所を作らない」と言った方がいいかもしれません。


空気は窓を開けて、風を入れる事によっても入れ替わりますし、

人が移動することによっても入れ替わります。

また、窓を開けても風が入らない場所では

温度差を利用して、空気を入れ替える事も出来ます。


写真の住宅では、ロフトに付けた小さな高窓から、

温度差による空気の動きを利用して換気をしています。


空気が入れ替わらない住宅は、少し衛生面で劣ります。

エアコンだけに頼っていると・・、空気の動く部分が限られて

きます。

窓を開け放って、人が活動的に家の中を動くことによって

家の中の空気が入れ替わり、健康的な住宅になります。





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2010年03月09日

緑を敷き詰める

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建ペイ率・容積率

建築ではよく使われる言葉です。

僕個人としては、これに緑化率という言葉を付け加えてもらいた

いと切に思っています。


都市に於けるヒートアイランド現象、温暖化による異常現象と

夏の異常な蒸し熱さ・・。

個人のレベルで少しでも温暖化防止に役立つのだったら・・。

家の廻りに緑を植えてみましょう。


庭がないお宅は駐車場を緑化してみませんか。

駐車場緑化のための様々なものが出ています。

 穴の開いたインターロッキングの穴の部分に芝を植え込むも

 の。

 FRPの網状のもので芝生の保護と車の重量に耐えられるように

 したもの。

 芝生の間に車の重量に絶えられるように角の石を敷いたもの。

車を置いてない時は芝生の庭としても使え、夏の照り返しもあり

ません。

一石二鳥で、見た目にもとてもGOODです。




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2010年03月05日

再 断面計画

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いい住宅には・・

いい断面計画があります。

断面計画をすることによって・・

平面計画では見えない事も見えてきます。

例えば・・内部から見る外の景色に、窓の高さ・窓の垂直方向の

位置がどのような影響を与えるのかなど・・。

外の見たくないものは隠し、見たいものだけを見せるには入念な

窓位置の操作も必要となってきます。

また断面図に人の図を置くことによって・・

天井高さのボリューム感や天井高さのメリハリも見えてきます。

いい空間には・・

多少の緊張感があります。

緊張感を醸し出すためには、いい断面計画が必要となってきま

す。


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2010年03月04日

天井高さ

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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以前、某ハウスメーカーのCMで・・

天井が高い事がもてはやされていました。

果たしてそうなのだろうか?

いい空間を見ていると・・

高い天井ばかりではありません。


天井が低いと閉鎖感があると言われますが、

落ち着いたホテルの部屋とかバーなどでは、天井を低く押えて

落ち着きを強調している所もあります。

僕個人としては中途半端な高さの、変化のない天井が一番つま

らなく感じます。

2m40cmという天井高さをよく使いますが、その高さを

トイレの巾90cmに使うと、とても間が抜けたように思います。


低い天井のスペースから高い天井のスペースに移動すると、

より開放感を感じられます。

要はメリハリだと思うのですが・・。

もちろん、部屋の広さ、部屋の水平方向の変化、天井仕上げ材、

開口部などとの兼ね合いも重要だと思います。


ちなみに建築基準法では、居室の平均天井高さは2m10cm

以上としなければなりません。

あくまで平均高さですが・・。
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2010年03月02日

座卓の薦め

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我が家では座卓で食事をしています。

食事以外にも子供が小さかった頃のお勉強、

女房のアイロン掛け、

洗濯物のたたみ。

座卓で生活していると視線が低いので

狭い我が家も窮屈に感じません。


これで・・椅子があったらどうでしょう?

椅子のスペースが余分に必要になってしまいます。

座布団だったら障害物にならないので・・

空間を広く使う事ができます。

少しだらしないですが・・食事をした後にすぐに横になる事も

出来て・・

とても楽チンでっす♪




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2010年02月26日

シンキングスペース

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人間は大昔に、洞穴で暮らしていた頃の

遺伝子の記憶が残っているのでしょうか。

タイトな空間に入り込むと、

妙に・・落ち着く事があります。


子供の頃の、カーテンを閉め切った2段ベッドの空間とか・・

天井の低いロフトの空間など・・。

とても居心地がいい!


勉強などに集中するには

北側の直射日光の届かない、安定した淡い明るさの空間が最適

だといわれています。


そんな空間が一家に一つあると

集中して考え事をしたい時には、とても救われる気がします。

その空間はシンキングスペースとでも名付けましょうか。


シンキングスペースは少しタイトで、

開口部は小さめで、

天井高さは低く抑えて、

北側の安定した淡い光が入ってくる場が最適だと思います。
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