シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2018年05月24日

夕日が見える窓

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この窓からは、遠くの山に沈む「夕日」が見えます。

この部屋の主な使用用途は「納戸」です。

納戸にノートPCを置いて「夕日を見ながらJAZZを聞

いてBEERを飲みたい」との建築主の要望に応えて、

「西日が差し込む窓」を作りました。


窓の下端は床から40pです。

窓の下枠を広めにして「カウンター代わり」にしてあり

ます。

床に座って、窓の下枠に肴を置いての「特設の夕日の

鑑賞スペース」の出来上がりです。


「小住宅」では部屋の使用用途を限定してしまうと、息

苦しくなります。一つの部屋で「一石二鳥」や「一石三鳥」

が理想です。
 
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2018年05月15日

業務用キッチン

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安くてインパクトのあるキッチンを求めている方には

「中古の業務用キッチン」など如何でしょう。

写真のキッチンの本体は10万円もかかっていませ

ん。

ステンレスなので、荒っぽい使用にも耐えてくれま

す。

これで床が土間でしたら、魚の鱗まで取ることも出

来るかもしれません。


このお宅ではコンロは、市販のIHクッキングヒータ

ーを置きました。

ステンレスキッチンに合わせて、換気フードと照明器

具もステンレスとしてあります。


ただ一つ難点は、床が土間でない場合は、扉や引

出しがあると床の振動で扉がカタカタとなってしま

います。

そのような時は、キッチンの足の下に防振マット(ゴ

ムマット)を敷くと直ります。
 

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2018年05月08日

洗面台廻り

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洗面台廻りは物があふれて、兎角ゴチャゴチャ

としがちです。

なおかつ水ハネによる壁の汚れなども付いて、

キッチン・浴室の次に汚れやすい場所だと思い

ます。キッチンや浴室は意識して掃除をします

が、洗面台廻りは忘れがち。


お金をかけた立派な汚れにくい洗面台廻りも多

くありますが、洗面台にお金を掛けるのだった

ら他へ回したいというのが庶民感覚だと思いま

す。


写真のセットは「汚れにくい庶民感覚」の洗面

台廻りを実現してくれます。

庶民的な洗面台の回りに、高さ40p程のタイル

を貼って水ハネによる汚れも簡単に落とせます。


鏡と化粧棚も設けてあります。

鏡付きの収納棚を洗面台の前に設けるのが一般

的には多いと思いますが、濡れた手で鏡付きの

扉を開け閉めするだけで鏡が汚れてきます。

化粧棚(棚板)を取り付けておくと、普段使い

の水気のあるものは、棚に載せておけば他のと

ころが汚れにくくなります。


ドライヤー、ヒゲ剃り、化粧品、タオルなどは

洗面台の横に奥行25センチの棚を設けて収納し

ています。


鏡の上にはブラケットの照明器具と、横にはコ

ンセントが当然に取付いています。
 
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2018年05月02日

カーテンレール枠

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カーテンレールを取り付けるのにも悩むものです。

安くてシンプルでお洒落なものを探すのですが気

に入ったものがなかなか見つかりません。

アイアンで出来たものなどもいいのですが、「私が

想うシンプルモダン」とは微妙にニュアンスが違い

ます。

カーテンボックスを取り付けると、窓の上に厚みが

出て「窓上が少し重々しく」感じてしまいます。


シンプルさとコストパフォーマンスを求めて、窓上

に直にカーテンレールを取り付けるための、厚さ3

pの無垢板を取り付けてみました。

存在すら気が付かない程シンプルですが、一般的

なカーテンレールを窓上に取付けるよりはお洒落

感も出ると思います。
 
posted by アース・アーキテクツ at 15:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年04月20日

再 視線の抜け

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住宅を設計していて、出来上がったプランにとても

息苦しさを感じる事があります。

感覚的な事ですので、同じプランで息苦しさを感じ

るかは人それぞれですが。

息苦しいと感じたら、納得のいくまで気持ちの悪い

部分を取り払います。


同じ間取りでも建具をガラスの建具に変えてやった

り、息苦しいと感じる外壁に透明硝子の窓を切って

あげると、息苦しさが開放感に替わる場合がありま

す。

透明硝子などによって視線を出来る限り遠くへ導い

てやる事を「視線の抜け」といいます。


視線が抜けていく部分を効果的に空間に取り入れて

いくと、閉鎖感=息苦しさが和らいで気持ちのいい

開放感を演出できます。

出来れば、その視線の抜けていく先に緑が配置され

ていれば解放感と潤いを同時に手に入れる事ができ

ます。
 
posted by アース・アーキテクツ at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年04月11日

鉄骨でバルコニー

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P1040576.JPG

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バルコニーの存在を消したかったので、

バルコニーを細く、薄く見せました。

バルコニーを細く、薄く見せるには強度のある

鉄骨が向いています。

手入も楽なように「亜鉛メッキ」も施してありま

す。


バルコニーの床には「木の角材」を置いて、上か

ら鉄の板をビス留めして、動くのを止めています。

一般の防水を施した床だけで比べると「格安」で

仕上げることができました。


中央に柱を一本建ててありますが、この柱の意味

は、バルコニーの下地鉄骨を取り付ける「木の梁」

にはバルコニーの下地鉄骨によって「ねじれの力」

が加わります。

その「ねじれの力」を極力小さくする為に柱を一

本建てました。


このバルコニーは「使用用途」はほとんどありま

せん。物干しに使用するわけでもないし、目の前

に壮大な景色が広がっている訳ではありません。

夏場の日射対策としての庇代わりと、建物の外

観に「堀の深さ」を出す為のデザイン的な要素で

取り付けました。

一見、とても無駄なように思えますが、これも一

つの「建築的な観点」からの重要な役割を担って

います。
 
posted by アース・アーキテクツ at 14:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年04月05日

基礎の足元

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基礎の足元に植栽の「下草類」を植えてみました。

無機質な基礎のコンクリートに潤い感を持たせる為

に。

今回は「タニカ」、「ヤブコウジ」、「コクリュウ」

、「オモト」を選びましたが、手入が面倒という方は

手入いらずの「タマリュウ」だけでもいいと思います。

道路境界沿いに植えましたので、ここを通る人の目

を楽しませるのも目的の一つです。


住宅地や街中が少しずつ潤いに溢れていけば殺風

景なアスファルトとコンクリートのイメージが変わっ

ていくと思います。
 




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2018年03月29日

玄関ポーチの手摺

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玄関ポーチに手摺(握り棒)を取り付けました。

たまに遊びに来る「オジイちゃん・オバアちゃん」

用の手摺ですが、滑りやすい雨の日などにも便利

です。

普段は使いませんので「これぞ手摺」というデザイ

ンは避けて、シンプルにデザインをしてみました。

また「本格的な手摺」を作るよりは「握り棒」の方

が安く済みます。

見た目の違和感を避けたかったので、地面から立

ち上げて「植栽との一体感」を試みて、使い勝手を

考えて上の先端部分を少し折り曲げてあります。

その結果ですが、ちょっぴりとアート感も出ました。
 
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2018年03月23日

ポスト

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設計をしていると、

ポスト一つ取り付けるにしても悩みます。

外壁に穴を開けて、そこにポスト口を取り付ける

のが「見た目と使い勝手」は一番いいのですが、

雨仕舞まで考えたポスト口が少ないのが現状です。


最近は外壁に大きなポストを取り付けたり、外構に

壁を作って、そこにポストを取り付ける方法が多く

なってきました。

「お金を掛けないで、デザイン的に気に入った方法」

を模索していましたが「これも有りだなと思い」試さ

せてもらいました。


ポスト.JPG

サビ鉄板(チェッカープレート)にステンレスのボルト

で既製品のポストを取り付けてみました。

ポストとサビ鉄板の間にはステンレスのナットを入

れてクリアランスを取っています。

造園屋さんとのコラボで考えましたので、石と苔に上

手くマッチして「庭との一体感」が出ました。

 


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2018年03月16日

再・庇

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最近は窓の上に庇をつけないお宅が多くなり

ました。

理由はデザイン的に邪魔者!、という事なの

だと思います。

また、エアコンの普及によって窓を開けること

が少なくなったとも思います。

しかし、雨の多い日本に住んでいてエアコンに

多少なりとも頼らない生活をする為には、庇は

最低限必要な装備かと思います。


庇を付けると、何故デザイン的に劣ってしまう

のか?

全てではありませんが、庇の厚みに問題がある

のかと思います。

たしかに、窓の上に10cm位の厚みの庇が取

り付くと少し鈍重なイメージになります。

庇を少し薄くしてやったり(強度上は問題ありま

せん)、スチールプレートの亜鉛メッキ、ガラス、

ポリカーボネートの平板などで庇を薄くすると、

それ程デザイン的に劣らないと思います。

 
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2018年03月10日

階段手すり

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階段の手すりの意味は、

階段を昇り降りする人の介助の為の「安全対策」

だと思います。

廻り階段では手摺を取り付ける位置は、一般的に

回る外側の壁に付ける場合がほとんどです。

しかし人間の習性としてショートカット(内側を回

る)をしようとします。

人間の習性を考えると、手摺は廻り階段の場合は
 
、階段を回る内側の壁に取り付けた方が有効に利

用されると思います。

ただ高齢者や足腰の辛い方は、廻り階段の外側の

壁に手すりを取り付けた方が安全に昇り降りでき

ます。


余談ですが、昇り降りしやすい階段の寸法という

のもあります。

一般的には大人の場合「蹴上高さ×2+踏面巾=

61〜65と言われています。蹴上高さ(階段1段の

高さ)は住宅では20p位を多く採用します。

それを上記の式に当てはめると20p×2+踏面巾

(階段の巾)=61〜65となり、踏面巾は21p〜

25pとなります。
 
posted by アース・アーキテクツ at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年03月04日

階段

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階段にも様々な形と材料があります。

最近は無垢板、又は集成材が一般的です。

一昔前の高級住宅には、絨毯を張った階段なども

よく見かけました。

階段の支え方も色々と工夫されて、お洒落な階段

もとても増えてきました。

鉄骨の回り階段に代表される、鉄骨で下地をかけ

て、そこに木の板を載せて反対側まで見通せる階

段(ストリップ階段)が人気です。

階段がお洒落になると、階段を見せたくなってし

まうのが人の心理だと思います。

そこで最近は「リビング階段」がとても人気です。


しかし安易に「リビング階段」を取り付けると、冬

の温熱環境に悪い影響を及ぼして、床廻りが冷える

ことに繋がります。

空気は温められると「軽くなって」上へと登ります。

逆にサッシで「冷やされた空気」は重くなって床に

滞留します。このサッシで冷やされて床が寒々とす

る現象を「コールドドラフト」といいます。

 
リビング階段はとてもいいのですが、提供する側も

上記の「ネガティブな部分」を説明する必要がある

と思います。

個人的には住宅に「北国並の断熱性能」を与える、又

は容量の大きな暖房機器(薪ストーブ・業務用エアコ

ン)を取り付けなければお勧めはできないと思ってい

ます。


階段室型の階段(写真のもの)を取り付けても、丁寧

な仕事をすればけっして「安易な安っぽい感じ」には

ならないと思います。
 


posted by アース・アーキテクツ at 13:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年02月26日

引き込み戸

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リビングの入口の壁の中に収納できる引き戸です。

夏はこのように引き込んで、隣の玄関ホールの小窓

を開けて「風の通り道」を作ります。

冬は閉めて「暖房効率」を上げます。

写真のように「少しだけ引き残し」を設けて壁から

「手掛け金物」が出るようにしてあります。

デザイン上は扉が全て壁内に収まった方がきれい

なのですが、使い勝手に多少の難があるので、毎

日使う扉ですから「引き残し」を設けました。

レールは「真鍮のM型レール」を床に埋め込んで、

扉を開け放した時も「レールが目立たない」ように

してあります。


下の写真は扉を閉めた状態のリビングです。

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posted by アース・アーキテクツ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年02月16日

アウトセットの引き戸

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建築の設計をしていて、日本人の生活には引き戸が

合っているとつくづく感じます。

ただ「一本引き戸」にすると、引き込む部分の壁が

薄くなったり、引き込み側の戸当たりの縦枠が見え

てきます。

デザインをする側からの意見としては「少し貧弱」

と思えます。

そんな時は「写真のアウトセットの一分引き」にする

と「貧弱感」が薄れ「スマート」なイメージになりま

す。

ただ上枠(鴨居)の溝の端部だけで、建具の戸当たり

にすると強度的に不安が残ります。

そこで下枠にもゴムの戸当たりを付けると、上枠に掛

る力が軽減されて「安心感」が増します。


アウトセット引き戸のいいところは、引き込み側の壁

厚を薄くする必要が無いので、引き込み側の壁を耐力

壁にすることもできるので、耐震性能を追求する場合

は有利になります。
 
posted by アース・アーキテクツ at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2018年01月11日

再 住宅の回遊性

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住宅の回遊性、

聞き慣れない言葉かも知れません。

回遊性とは一言で表すと「家の中をグルグル回れる」ということ

になります。

例えば居間−廊下−寝室−洗面−廊下−居間という具合に、

同じところを通らないで回れるということです。

古い民家で田の字の間取りになっているお宅などは、

襖を通して家の中を回遊することが出来ました。

住宅に回遊性があると、非常に便利です。

例えば裏動線が確保できたり、キッチンから洗濯室に行って

廊下を通ってサービスヤードに出るとか。

もちろん、風通しも良くなります。

ただ、小さな住宅ですと動線を何本も確保するスぺースが取れ

なくて難しいとは思いますが。

回遊性は住む事の楽しさと便利さを兼ね揃えていると思います。
 
posted by アース・アーキテクツ at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2017年11月07日

再 溜りをつくる

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最近の傾向として

居間に玄関が取りつくプランが多いと感じます。

これにはとても共感します。


このプランの特徴は

帰宅して、一度居間を通ってから各個室などにアクセスするので

家族が顔を合わせる機会が多くなり、

また廊下という移動空間を抑える事で、

抑えたスペースを他に割り振る事が出来ます。


ただ上手にプランを組み立てないと、

居間に何本もの動線が走って、居間が移動する為の空間になっ

てしまう恐れがあります。


居間の本来の目的である「くつろぎ」「落ち着き」を確保する為

には、動線から離れたところに「溜り」をつくる事がとても重要

だと思います。
 
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posted by アース・アーキテクツ at 10:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2017年10月29日

再 空気を流す

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空気を流す、

風通しを良くする事とは少しニュアンスが違います。

「空気が淀む場所を作らない」と言った方がいいかもしれません。


空気は窓を開けて、風を入れる事によっても入れ替わりますし、

人が移動することによっても入れ替わります。

また、窓を開けても風が入らない場所では

温度差を利用して、空気を入れ替える事も出来ます。


写真の住宅では、ロフトに付けた小さな高窓から、

温度差による空気の動きを利用して換気をしています。


空気が入れ替わらない住宅は、少し衛生面で劣ります。

エアコンだけに頼っていると・・、空気の動く部分が限られて

きます。

窓を開け放って、人が活動的に家の中を動くことによって

家の中の空気が入れ替わり、健康的な住宅になります。
 



posted by アース・アーキテクツ at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2017年09月08日

再・天井高さ

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某ハウスメーカーのCMで・・

天井が高い事がもてはやされています。

果たしてそうなのだろうか?

いい空間を見ていると・・

高い天井ばかりではありません。


天井が低いと閉鎖感があると言われますが、

落ち着いたホテルの部屋とかバーなどでは、天井を低く押えて

落ち着きを強調している所もあります。

僕個人としては中途半端な高さの、変化のない天井が一番つま

らなく感じます。

2m40cmという天井高さをよく使いますが、その高さを

トイレの巾90cmに使うと、とても間が抜けたように思います。


低い天井のスペースから高い天井のスペースに移動すると、

より開放感を感じられます。

要はメリハリだと思うのですが・・。

もちろん、部屋の広さ、部屋の水平方向の変化、天井仕上げ材、

開口部などとの兼ね合いも重要だと思います。


ちなみに建築基準法では、居室の平均天井高さは2m10cm

以上としなければなりません。

下の写真の構造体の表しの部分の天井高さは2.55mで奥の低い

天井部分は2.1mです。


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2016年06月02日

庭と緑と

建物と緑はとても親密な関係。

GREENは木陰を作り、小鳥を呼び、花を咲かせます。

木々の間を通ってきた風の気持ち良さ。

窓から見える、緑の抜ける景色。

緑は目を休ませ、気持ちを穏やかにしてくれます。


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2014年08月19日

再 五感の家

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以前テレビで放送されていた「五感の家」を題材にしてみます。

五感を適度に刺激する家は頭のよい子が育つ家というお話で

す。

親の気配が感じられる、家族の声がする、それが逆に子ども

にとって安心できるプラスの環境なのです。

これは昔ながらの日本の家そのものではないでしょうか。

もともと日本の家は田の字型構造で、障子やふすまで空間を

可変的に使っていたので、家族の声や気配をいつでも感じる

ことができました。

しかし最近の住まいでは、プライバシーを尊重する為に、仕切

を多くして外部からの音が聞こえない空間を作っています。

子供が「ある年代」になるまでは、プライバシーはあまり気に

しない方がいいみたいですね。

 
 
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2011年01月22日

雑音のない空間

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音というのは・・

それを聞く人の感性、主観、精神状態などによって、

心地よい音に聞こえる場合もあるし、雑音に聞こえる場合も

あります。


しかし生活空間での音の反射は、確実に雑音をつくりだす要素

だと思います。

高級ホテルのラウンジなどの静かな空間が心地よく感じるのは、

内装の高級感だけではありません。

床に厚い絨毯を敷いて音の反射を和らげる効果によっても、

高級感を醸し出しています。


表面がツルッとした艶のある素材と硬い素材は、一般的に音の

反射が大きくなります。

コルクタイルや塗り壁などのように、表面に凹凸があり柔らかい

素材は吸音効果がとても期待できます。


音の反射まで考えての素材選びは、住宅設計においては一般的

ではありませんが・・

少しこだわってみたい時の参考に・・。
 
posted by アース・アーキテクツ at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2011年01月08日

バランスを保つ

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住宅のバランスには多種多様なものがあります。

部屋同士のプロポーションのバランス、構造と空間のバランス、コスト

のバランス、デザインのバランス、色彩のバランス、等々・・。

「気持ちのいい住宅」というのは、見事にバランスが整っています。


どこかが異常に感じる家というのは、このバランスの何かが崩れて

いると思います。

プランの段階で意見が食い違っていたり、方向性が定まらないと・・、

バランスをとるのがとても難しくなります。

プランの段階での、その辺りのバランスの舵取り方も、設計者の重要な

仕事の一つだと思います。


人間も健康な人というのは、思考や体力などのバランスが整っていま

す。

僕は気持ちのいい住宅にする為には、バランスを保つ事がとても重要

だと思っています。

  
posted by アース・アーキテクツ at 15:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年12月04日

薄く・軽やかに

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邸宅は別として、一般的な小住宅では破風板(写真の屋根の茶色

の部分)の厚みと、住宅のスケールが合っていないお宅が多々あり

ます。

破風板の厚みが住宅のスケールより厚過ぎると、屋根がとても重々しく

鈍重に感じます。


一般的な屋根構造で行うと、破風板の厚みは25センチ前後になり

ます。

構造強度の落ちない範囲で、「ひと手間」かけて破風板を薄くすると

屋根が軽やかになって、屋根にシャープなラインをだすことができ

ます。

写真の住宅は「ひと手間」かけて破風板の厚みを10.5センチとし

屋根の軽やかさを表現してみました。


設計段階で住宅のイメージをつくって、

「その住宅のイメージに見合った各部分の煮詰め」という作業も、

「気持ちのいい住宅」を造る意味において、とても重要になってきます。

 
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2010年11月27日

素足で過ごす

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写真は私の事務所の杉板のフローリングです。

夏は靴下を脱いで素足で仕事をしています。

素足で仕事をしていると・・

リラックスできて、とても気持ちがいい・・。


床材には多種多様があります。

その中で素足に適した床材となると・・

コルクタイルか無垢のフローリングが最適だと思います。

無垢のフローリングも種類によって、

肌が触れた時の感触がそれぞれです。


ナラに代表される堅木のフローリングは、とても材料の

密度が高く・堅くて傷がつきにくいという長所を持って

います。

反面、湿気を吸い取りにくく、素足での感触はそれほど

でもありません。

素足の湿気を吸い取りやすいフローリングとなると、

一般的には杉が一番です。

しかし杉はやわらかく材料の密度が荒い為、傷がつきやすく

汚れも吸い込みやすいという難点があります。

素足での気持ちよさと傷のつきにくさを両立させるのは難

しいのですが・・。

桧のフローリングは素足での感触もよくて、杉よりは傷が

つきにくく汚れも吸い込みにくい材料です。
 
 
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2010年11月19日

外を楽しむ

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数年前からオープンテラスのカフェが街に出来てきました。

真冬は別にして、

他の季節は外の空気をそれぞれの人が楽しんでいるようです。

ヨーロッパの街では当たり前の事ですが、

ようやく日本でも、外の空気を楽しむ風潮が浸透してきたようです。


日本でも田舎の民家などでは、建具で仕切られていない縁側があっ

て、そこでお茶や3時のおやつを楽しむ習慣がかつてはありました。


休日にブランチをしたり、ビールを飲んだりと・・

外で楽しめる場所があると、生活の巾がとても広がると思います。

出来れば雨の日でも楽しめるように・・

深い庇が付いていると便利です。

人間の習性ととして、ただ外部に居るよりは屋根がついている方が

安心するようです。


ただ、深い庇は屋内を暗くするので、屋根材は光を通す材料を選ぶと

いいと思います。
 

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2010年10月23日

再・シンキングスペース

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人間は大昔に、洞穴で暮らしていた頃の

遺伝子の記憶が残っているのでしょうか。

タイトな空間に入り込むと、

妙に・・落ち着く事があります。


子供の頃の、カーテンを閉め切った2段ベッドの空間とか・・

天井の低いロフトの空間など・・。

とても居心地がいい!


勉強などに集中するには

北側の直射日光の届かない、安定した淡い明るさの空間が最適

だといわれています。


そんな空間が一家に一つあると

集中して考え事をしたい時には、とても救われる気がします。

その空間はシンキングスペースとでも名付けましょうか。


パソコンルーム・図書室・書斎兼用でいいと思いますが

シンキングスペースは少しタイトで、

開口部は小さめで、

天井高さは低く抑えて、

北側の安定した淡い光が入ってくる場が最適だと思います。


 
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2010年10月16日

広く見せる

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小さな店舗などで、壁一面に鏡を貼ったところを見かけます。

鏡を貼ることによって、小さな空間に奥行を与えて

広く見せようとしています。


住宅などで壁一面に鏡を貼るのは少々ためらうと思います。

本来は一室空間として広々とさせればいいのですが、

そこは各家族の諸事情と光熱費・構造等の問題もあります。


以前にこのブログで書きました「視線の抜け」と重なりますが、

小住宅を広く見せるコツは・・

視線を遠くまで伸ばす事が重要です。

全ての扉(出来れば引き戸)を解放すれば

建物の端から端まで視線が抜けていく・・

そんな計画(プラン)を住宅に取り入れると

解放感と広がり感を手に入れる事が出来ます。


視線が抜けていく途中に奥まった部分を造ると、

その奥まった部分の先に何かがありそうで・・

より広がり感が強調されます。

 
posted by アース・アーキテクツ at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年10月09日

断熱材

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/


最近HMのCMで外張り断熱を強調しています。

あれほどTVで流されると・・

これからの時代は「外張り断熱だっ!!

・・と洗脳されてしまいます。


断熱材の種類は大きく分けて次の3種類になります。

 1、繊維系断熱材(グラスウールなど)

 2、ボード系断熱材

 3、吹付け断熱材

外断熱(外張り断熱)は主にボード系の断熱材を使用します。

しかしボード系といっても、断熱材の為それほど強度はありま

せん。

強度のない断熱材に直接外壁を施工するのは問題があるかと

思います。

そこで外壁材を支持する為に、コストをかけて施工しています。

HMはそこを重要視しているように思えてなりません。


断熱性能自体は外断熱と内断熱で大差はありません。

要は断熱材の性能と施工精度によると思います。

北国は別として、断熱材の施工自体がかなり軽く見られていて

特にグラスウールの安易な方法での施工が目につきます。


グラスウールを施工していると体中がチクチクしてきて

ひどい時には皮膚が赤くなってきます。

ガラス繊維を体に吸い込むのも良くないと聞いています。

こんな状況ではいい施工もできないと思います。


最近グラスウールに替わる化学繊維を使ったものが多少使用さ

れるようになってきました。

これは職人さんも体が楽だと思います。

体が楽に施工できるものは、丁寧な施工も行える可能性が高い

と思います。


 


posted by アース・アーキテクツ at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年09月04日

団らん

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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最近「団らん」という言葉をあまり聞かなくなりました。

その原因の一つとして家族が家で過ごす時間が短くなった事が

挙げられると思います。

そもそも「団らん」とは自然発生的な行為です。

家族が自然に集まり、食事をして会話が発生して・・。


限られた時間に、家族が自然に集まる為には、「居心地のいい

場所」が必要だと思います。

その居心地のいい場所とその他の部屋の関係(間取り)が、その

家族に適しているかが重要です。

いい換えると、住宅とその家族の間に「上手な住まい方」が出来

上がるかが決め手だと思います。


家族のすれ違いが多い今だから・・

家族が自然に集まれる「上手な住まい方」を考えてみる必要があ

ると思います。

 





posted by アース・アーキテクツ at 10:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年07月30日

溜りをつくる

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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最近の傾向として

居間に玄関が取りつくプランが多いと感じます。

これにはとても共感します。


このプランの特徴は

帰宅して、一度居間を通ってから各個室などにアクセスするので

家族が顔を合わせる機会が多くなり、

また廊下という移動空間を抑える事で、

抑えたスペースを他に割り振る事が出来ます。


ただ上手にプランを組み立てないと、

居間に何本もの動線が走って、居間が移動する為の空間になっ

てしまう恐れがあります。


居間の本来の目的である「くつろぎ」「落ち着き」を確保する為

には、動線から離れたところに「溜り」をつくる事がとても重要

だと思います。


tamari.JPG




posted by アース・アーキテクツ at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋
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