シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2010年12月04日

薄く・軽やかに

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邸宅は別として、一般的な小住宅では破風板(写真の屋根の茶色

の部分)の厚みと、住宅のスケールが合っていないお宅が多々あり

ます。

破風板の厚みが住宅のスケールより厚過ぎると、屋根がとても重々しく

鈍重に感じます。


一般的な屋根構造で行うと、破風板の厚みは25センチ前後になり

ます。

構造強度の落ちない範囲で、「ひと手間」かけて破風板を薄くすると

屋根が軽やかになって、屋根にシャープなラインをだすことができ

ます。

写真の住宅は「ひと手間」かけて破風板の厚みを10.5センチとし

屋根の軽やかさを表現してみました。


設計段階で住宅のイメージをつくって、

「その住宅のイメージに見合った各部分の煮詰め」という作業も、

「気持ちのいい住宅」を造る意味において、とても重要になってきます。

 
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2010年11月27日

素足で過ごす

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写真は私の事務所の杉板のフローリングです。

夏は靴下を脱いで素足で仕事をしています。

素足で仕事をしていると・・

リラックスできて、とても気持ちがいい・・。


床材には多種多様があります。

その中で素足に適した床材となると・・

コルクタイルか無垢のフローリングが最適だと思います。

無垢のフローリングも種類によって、

肌が触れた時の感触がそれぞれです。


ナラに代表される堅木のフローリングは、とても材料の

密度が高く・堅くて傷がつきにくいという長所を持って

います。

反面、湿気を吸い取りにくく、素足での感触はそれほど

でもありません。

素足の湿気を吸い取りやすいフローリングとなると、

一般的には杉が一番です。

しかし杉はやわらかく材料の密度が荒い為、傷がつきやすく

汚れも吸い込みやすいという難点があります。

素足での気持ちよさと傷のつきにくさを両立させるのは難

しいのですが・・。

桧のフローリングは素足での感触もよくて、杉よりは傷が

つきにくく汚れも吸い込みにくい材料です。
 
 
posted by アース・アーキテクツ at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年11月19日

外を楽しむ

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数年前からオープンテラスのカフェが街に出来てきました。

真冬は別にして、

他の季節は外の空気をそれぞれの人が楽しんでいるようです。

ヨーロッパの街では当たり前の事ですが、

ようやく日本でも、外の空気を楽しむ風潮が浸透してきたようです。


日本でも田舎の民家などでは、建具で仕切られていない縁側があっ

て、そこでお茶や3時のおやつを楽しむ習慣がかつてはありました。


休日にブランチをしたり、ビールを飲んだりと・・

外で楽しめる場所があると、生活の巾がとても広がると思います。

出来れば雨の日でも楽しめるように・・

深い庇が付いていると便利です。

人間の習性ととして、ただ外部に居るよりは屋根がついている方が

安心するようです。


ただ、深い庇は屋内を暗くするので、屋根材は光を通す材料を選ぶと

いいと思います。
 

posted by アース・アーキテクツ at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年10月23日

再・シンキングスペース

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人間は大昔に、洞穴で暮らしていた頃の

遺伝子の記憶が残っているのでしょうか。

タイトな空間に入り込むと、

妙に・・落ち着く事があります。


子供の頃の、カーテンを閉め切った2段ベッドの空間とか・・

天井の低いロフトの空間など・・。

とても居心地がいい!


勉強などに集中するには

北側の直射日光の届かない、安定した淡い明るさの空間が最適

だといわれています。


そんな空間が一家に一つあると

集中して考え事をしたい時には、とても救われる気がします。

その空間はシンキングスペースとでも名付けましょうか。


パソコンルーム・図書室・書斎兼用でいいと思いますが

シンキングスペースは少しタイトで、

開口部は小さめで、

天井高さは低く抑えて、

北側の安定した淡い光が入ってくる場が最適だと思います。


 
posted by アース・アーキテクツ at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年10月16日

広く見せる

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小さな店舗などで、壁一面に鏡を貼ったところを見かけます。

鏡を貼ることによって、小さな空間に奥行を与えて

広く見せようとしています。


住宅などで壁一面に鏡を貼るのは少々ためらうと思います。

本来は一室空間として広々とさせればいいのですが、

そこは各家族の諸事情と光熱費・構造等の問題もあります。


以前にこのブログで書きました「視線の抜け」と重なりますが、

小住宅を広く見せるコツは・・

視線を遠くまで伸ばす事が重要です。

全ての扉(出来れば引き戸)を解放すれば

建物の端から端まで視線が抜けていく・・

そんな計画(プラン)を住宅に取り入れると

解放感と広がり感を手に入れる事が出来ます。


視線が抜けていく途中に奥まった部分を造ると、

その奥まった部分の先に何かがありそうで・・

より広がり感が強調されます。

 
posted by アース・アーキテクツ at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年10月09日

断熱材

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最近HMのCMで外張り断熱を強調しています。

あれほどTVで流されると・・

これからの時代は「外張り断熱だっ!!

・・と洗脳されてしまいます。


断熱材の種類は大きく分けて次の3種類になります。

 1、繊維系断熱材(グラスウールなど)

 2、ボード系断熱材

 3、吹付け断熱材

外断熱(外張り断熱)は主にボード系の断熱材を使用します。

しかしボード系といっても、断熱材の為それほど強度はありま

せん。

強度のない断熱材に直接外壁を施工するのは問題があるかと

思います。

そこで外壁材を支持する為に、コストをかけて施工しています。

HMはそこを重要視しているように思えてなりません。


断熱性能自体は外断熱と内断熱で大差はありません。

要は断熱材の性能と施工精度によると思います。

北国は別として、断熱材の施工自体がかなり軽く見られていて

特にグラスウールの安易な方法での施工が目につきます。


グラスウールを施工していると体中がチクチクしてきて

ひどい時には皮膚が赤くなってきます。

ガラス繊維を体に吸い込むのも良くないと聞いています。

こんな状況ではいい施工もできないと思います。


最近グラスウールに替わる化学繊維を使ったものが多少使用さ

れるようになってきました。

これは職人さんも体が楽だと思います。

体が楽に施工できるものは、丁寧な施工も行える可能性が高い

と思います。


 


posted by アース・アーキテクツ at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年09月04日

団らん

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最近「団らん」という言葉をあまり聞かなくなりました。

その原因の一つとして家族が家で過ごす時間が短くなった事が

挙げられると思います。

そもそも「団らん」とは自然発生的な行為です。

家族が自然に集まり、食事をして会話が発生して・・。


限られた時間に、家族が自然に集まる為には、「居心地のいい

場所」が必要だと思います。

その居心地のいい場所とその他の部屋の関係(間取り)が、その

家族に適しているかが重要です。

いい換えると、住宅とその家族の間に「上手な住まい方」が出来

上がるかが決め手だと思います。


家族のすれ違いが多い今だから・・

家族が自然に集まれる「上手な住まい方」を考えてみる必要があ

ると思います。

 





posted by アース・アーキテクツ at 10:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年07月30日

溜りをつくる

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最近の傾向として

居間に玄関が取りつくプランが多いと感じます。

これにはとても共感します。


このプランの特徴は

帰宅して、一度居間を通ってから各個室などにアクセスするので

家族が顔を合わせる機会が多くなり、

また廊下という移動空間を抑える事で、

抑えたスペースを他に割り振る事が出来ます。


ただ上手にプランを組み立てないと、

居間に何本もの動線が走って、居間が移動する為の空間になっ

てしまう恐れがあります。


居間の本来の目的である「くつろぎ」「落ち着き」を確保する為

には、動線から離れたところに「溜り」をつくる事がとても重要

だと思います。


tamari.JPG




posted by アース・アーキテクツ at 10:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年07月10日

地中熱体感!

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先日に静岡市清水区にあるkurita建設に寄らせてもらって、「地

中熱利用システム」を体感させて頂きました。

冬にも一度体感させて頂きましたが、

今回は夏にもう一度。


とにかく空気がきれいで、とても心地がいい・・

家全体を空調するシステムですので、家の中でのヒートショック

もないですし、空調負荷を気にして吹抜けを諦める事もなくなり

ます。

ただ残念な事にkurita建設さんで使用しているシステムはヒート

ポンプ併用のシステムですので、機械の補助による空調です。

「地中熱利用システム」のみでの空調ではありません。

機械の補助に頼らない「本来の地中熱」の効果を一度体感してみ

たいと思います。


「地中熱利用システム」は繊細なシステムですので、断熱にとて

も神経を使いそうです。

そう考えると構造躯体で高断熱・高気密を可能とする、鉄筋コンク

リートの建物が「地中熱利用システム」に向いているように思いま

す。 


地中熱利用システム(GEOパワー)http://www.geo-power.co.jp/

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2010年06月18日

五感の家

 
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以前テレビで放送されていた「五感の家」を題材にしてみます。

五感を適度に刺激する家は頭のよい子が育つ家というお話で

す。

親の気配が感じられる、家族の声がする、それが逆に子ども

にとって安心できるプラスの環境なのです。

これは昔ながらの日本の家そのものではないでしょうか。

もともと日本の家は田の字型構造で、障子やふすまで空間を

可変的に使っていたので、家族の声や気配をいつでも感じる

ことができました。

しかし最近の住まいでは、プライバシーを尊重する為に、仕切

を多くして外部からの音が聞こえない空間を作っています。

子供が「ある年代」になるまでは、プライバシーはあまり気に

しない方がいいみたいですね。

 
 
posted by アース・アーキテクツ at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年06月11日

グリーン・ウォール

Green Wall.JPG

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数年前に僕が設計したマンションの目隠し塀です。

ネットフェンスに蔦系の植物を絡ませて、エコな潤いのある塀を

意図して造ってみました。

今では奇麗なグリーン・ウォールになり、レンガの重厚な感じに

とてもマッチしてきました。


最近壁面緑化をよく耳にしますが、外壁に緑化を施した場合には

緑化した植物と外壁の維持にとても手間がかかります。

そこで建物とは縁を切ったネットに植物を絡ませてやると、手間

をかけずに維持が出来ます。

なおかつ、人の手が届く範囲内であればもっと気軽に・・。


この塀で僕が選んだグリーンはヘデラヘリックスという、普通は

樹木の下草に使う植物です。

とても生命力が強くて乾燥と日影にも耐えられます。

ただ一般の蔦系の植物と違って自力でネットの上を這いあがって

いくことはできません、その分外壁に絡まって根をはる力も一般

の蔦に比べるとかなり弱いので安心です。

最初のふた夏程は、人の手でネットに絡ませて上に導いてやる

必要がありますが、ネットの上まで上げてしまえば後は伸びてく

る茎をハサミできってやるだけ・・。

このグリーンウォールでひと夏に処分する茎はゴミ袋が四袋程度

でとっても楽です♪

 








posted by アース・アーキテクツ at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年06月01日

視線の抜け

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住宅を設計していて、出来上がったプランに

とても息苦しさを感じる事があります。

感覚的な事ですので、同じプランで息苦しさを感じるかは

人それぞれですが・・。

息苦しいと感じたら・・

納得のいくまで気持ちの悪い部分を取り払います。


同じ間取りでも建具をガラスの建具に変えてやったり、

息苦しいと感じる外壁に透明硝子の窓を切ってあげると、

息苦しさが開放感に替わる場合があります。

透明硝子などによって視線を出来る限り遠くへ導いてやる

事を「視線の抜け」といいます。


視線が抜けていく部分を効果的に空間に取り入れていくと、

閉鎖感=息苦しさが和らいで気持ちのいい開放感を演出でき

ます。

出来れば、その視線の抜けていく先に緑が配置されていれば

解放感と潤いを同時に手に入れる事ができます。
 








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2010年05月14日

狭小敷地

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狭小敷地と聞くと・・

なぜか建築魂が燃え上がってきます。

狭小敷地という困難な状況を切り開くには

発想の転換と斬新なアイデアが必要不可欠になってきます。

建築主も多くの希望は語りません。

設計者の感性と発想に期待・・という事なのでしょう。


しかし、いい建築が出来てしまう。

しかも斬新で個性的な建物が・・。

狭小敷地には設計者が腕をふるえる条件が整っているのかも知

れません。


狭小敷地だからといってあきらめる事はありません。

固定観念さえ捨て去れば、夢はどんどん広がっていきます。
 
posted by アース・アーキテクツ at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年04月17日

住宅のフレキシブルについて・その2

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フレキシブル=柔軟性という意味です。

では、住宅の柔軟性はと言うと・・?

簡単に表現すると、将来に対応できるという事です。


一般的には「家族の将来」を予測するのが難しい、またプランを決

める段階で「家族の将来の変化」を考えている時間がとれない・・

などの理由で、短い時間でプランを決定している方がほとんどだ

と思います。


人生に一度の大事業を短い時間で決定してもいいんでしょうか?

住宅の設計は「人生設計」の一部だと思います。

様々な角度から「家族の将来」を検討する時間の必要性を感じま

す。


「家族の将来の変化」を予測するのは難しいですが、「変化に対

応できる住宅」を一度は考えてみる事も必要だと思います。

出来上がったその時に多少の不便を感じても、将来に余裕と含み

を残しておくことをお薦めします。

まずはnLDKというコマーシャルに乗らない事も必要ですし、

造りすぎない事も重要になっていきます。

それ以外には構造躯体と設備配管等への配慮も必要になってき

ます。

一つの方法としては「変化する部分」と「変化しない部分」を明確

に分けておくという考え方もあります。


 











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2010年04月14日

再・建具

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最近は建具も工場生産品が大半を占めて・・

腕のいい建具屋さんの数も減ってきました。

なぜそんなに工場生産品がもてはやされるのでしょうか?

1つには・・施工サイドの思惑があるように思えます。

カタログを見せて・・

建築主に選んでもらうだけでいい・・

結果、打ち合わせの手間が減る。

また、材質も安定しているので施工後の微調整も省ける。


建具は空間を構成する重要な要素です。

意図した空間に適した建具はとても大切です。

数種類のデザインの中から建具を選ぶのは、「いい空間を造る

という意図」からは少し外れます。

また工場生産品は寸法も一定の決まりがあるので

他の空間要素と寸法をすり合わせることができません。


いい空間というものは、それを構成する部材の質感を含めたバ

ランスで成り立っています。

「楽・お手軽」を求めたら・・

「気持のいい空間」はできないと思います。


 
posted by アース・アーキテクツ at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年03月27日

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最近は窓の上に庇をつけないお宅が多くなりました。

一番の理由はデザイン的に邪魔者!

・・という事なのだと思います。

また、エアコンの普及によって窓を開けることが少なくなった・・

とも思います。

しかし、雨の多い日本に住んでいてエアコンに頼らない生活をす

る為には、庇は最低限必要な装備かと思います。


庇を付けると、何故デザイン的に劣ってしまうのか?

全てではありませんが、庇の厚みに問題があるかと思います。

たしかに、窓の上に10cm位の厚みの庇が取り付くと・・。

スチールプレートの亜鉛メッキ、ガラス、ポリカーボネートの平板

などで庇を薄くすると、それ程デザイン的に劣らないと思います。


  
posted by アース・アーキテクツ at 17:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年03月12日

空気を流す

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空気を流す・・

風通しを良くする事とは少しニュアンスが違います。

「空気が淀む場所を作らない」と言った方がいいかもしれません。


空気は窓を開けて、風を入れる事によっても入れ替わりますし、

人が移動することによっても入れ替わります。

また、窓を開けても風が入らない場所では

温度差を利用して、空気を入れ替える事も出来ます。


写真の住宅では、ロフトに付けた小さな高窓から、

温度差による空気の動きを利用して換気をしています。


空気が入れ替わらない住宅は、少し衛生面で劣ります。

エアコンだけに頼っていると・・、空気の動く部分が限られて

きます。

窓を開け放って、人が活動的に家の中を動くことによって

家の中の空気が入れ替わり、健康的な住宅になります。





posted by アース・アーキテクツ at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年03月09日

緑を敷き詰める

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建ペイ率・容積率

建築ではよく使われる言葉です。

僕個人としては、これに緑化率という言葉を付け加えてもらいた

いと切に思っています。


都市に於けるヒートアイランド現象、温暖化による異常現象と

夏の異常な蒸し熱さ・・。

個人のレベルで少しでも温暖化防止に役立つのだったら・・。

家の廻りに緑を植えてみましょう。


庭がないお宅は駐車場を緑化してみませんか。

駐車場緑化のための様々なものが出ています。

 穴の開いたインターロッキングの穴の部分に芝を植え込むも

 の。

 FRPの網状のもので芝生の保護と車の重量に耐えられるように

 したもの。

 芝生の間に車の重量に絶えられるように角の石を敷いたもの。

車を置いてない時は芝生の庭としても使え、夏の照り返しもあり

ません。

一石二鳥で、見た目にもとてもGOODです。




posted by アース・アーキテクツ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年03月05日

再 断面計画

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いい住宅には・・

いい断面計画があります。

断面計画をすることによって・・

平面計画では見えない事も見えてきます。

例えば・・内部から見る外の景色に、窓の高さ・窓の垂直方向の

位置がどのような影響を与えるのかなど・・。

外の見たくないものは隠し、見たいものだけを見せるには入念な

窓位置の操作も必要となってきます。

また断面図に人の図を置くことによって・・

天井高さのボリューム感や天井高さのメリハリも見えてきます。

いい空間には・・

多少の緊張感があります。

緊張感を醸し出すためには、いい断面計画が必要となってきま

す。


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2010年03月04日

天井高さ

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以前、某ハウスメーカーのCMで・・

天井が高い事がもてはやされていました。

果たしてそうなのだろうか?

いい空間を見ていると・・

高い天井ばかりではありません。


天井が低いと閉鎖感があると言われますが、

落ち着いたホテルの部屋とかバーなどでは、天井を低く押えて

落ち着きを強調している所もあります。

僕個人としては中途半端な高さの、変化のない天井が一番つま

らなく感じます。

2m40cmという天井高さをよく使いますが、その高さを

トイレの巾90cmに使うと、とても間が抜けたように思います。


低い天井のスペースから高い天井のスペースに移動すると、

より開放感を感じられます。

要はメリハリだと思うのですが・・。

もちろん、部屋の広さ、部屋の水平方向の変化、天井仕上げ材、

開口部などとの兼ね合いも重要だと思います。


ちなみに建築基準法では、居室の平均天井高さは2m10cm

以上としなければなりません。

あくまで平均高さですが・・。
posted by アース・アーキテクツ at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2010年03月02日

座卓の薦め

zataku.jpg

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我が家では座卓で食事をしています。

食事以外にも子供が小さかった頃のお勉強、

女房のアイロン掛け、

洗濯物のたたみ。

座卓で生活していると視線が低いので

狭い我が家も窮屈に感じません。


これで・・椅子があったらどうでしょう?

椅子のスペースが余分に必要になってしまいます。

座布団だったら障害物にならないので・・

空間を広く使う事ができます。

少しだらしないですが・・食事をした後にすぐに横になる事も

出来て・・

とても楽チンでっす♪




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2010年02月26日

シンキングスペース

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人間は大昔に、洞穴で暮らしていた頃の

遺伝子の記憶が残っているのでしょうか。

タイトな空間に入り込むと、

妙に・・落ち着く事があります。


子供の頃の、カーテンを閉め切った2段ベッドの空間とか・・

天井の低いロフトの空間など・・。

とても居心地がいい!


勉強などに集中するには

北側の直射日光の届かない、安定した淡い明るさの空間が最適

だといわれています。


そんな空間が一家に一つあると

集中して考え事をしたい時には、とても救われる気がします。

その空間はシンキングスペースとでも名付けましょうか。


シンキングスペースは少しタイトで、

開口部は小さめで、

天井高さは低く抑えて、

北側の安定した淡い光が入ってくる場が最適だと思います。
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2010年01月23日

外との繋がり

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以前から・・

近所付き合いが希薄になったとよく耳にします。

マンションなどでは

隣の住人さえ全く知らないという人もいるようです。

近隣とのお付き合いで、住宅ができることを少し考えてみます。


マンションで、近隣とのお付き合いが希薄になりやすい理由として

廊下に面する開口部の絶対量が少ないのと、

玄関に付いている味気のない重々しい防火戸が

原因の一つのように思います。

あの防火戸が何とかなれば・・

ほんの少しだけ内部の気配が外に伝わってくれば・・

少しだけコミュニティーも広がると思います。


戸建住宅はどうでしょう?

最近は分譲地が狭く区画されて、

道路沿いには駐車場を確保するために

高い塀を巡らせるお宅が少なくなりました。

それだけで、道路からの圧迫感が少なくなって

とてもオープンのように感じるのですが・・。

やはり・・

カーテンをしっかりと締め切ったお宅の、少し重い感じのする

アルミの扉はなぜか気軽に近づけない感じです。

庭に子供の遊び道具が散乱していたり・・

カーテンが少し開いていたりすると・・

少し緊張が解けてきます。


人生の難題を、一人で全て解決するのは難しいと思います。

時には近隣の手助けも必要になる時があります。

住宅には、人が入ってきやすい気さくな雰囲気造りも大切だと

思います。


道路からの視線を隠すには、いろいろな方法があります。

例えば樹木を使って視線を遮ったり・・

木の格子の塀でやわらかく視線を遮るなど・・。

また玄関扉も柔らかな雰囲気の木の扉を使うだけで、訪れる人

の気持ちを和ませてくれます。








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2009年11月03日

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ほんの小さなスペースでも

緑を植えれば庭になります。

日の当たらない北側などは、植える樹木も限られてきますが

コンクリートを敷き詰めた、無機質な味気ない空間に比べれば

はるかに潤いを演出できます。

スペースが小さくて樹木を植えられない場合は下草だけでも十分

だと思います。


屋内からも植栽を見て楽しめるよう

壁には地窓(掃き出し窓の背の低いもの)を切って

夜には照明で照らしてあげれば

昼夜を問わず緑を楽しめます。



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2009年10月23日

対面キッチンに思う事・・

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今、新築されている住宅(マンションも含めて)のほとんどは

対面キッチンを使っているかと思います。

最近はオシャレになって、まるでイタリアン家具を思わせるよう

なデザインのものまで出ています。

対面キッチンが、これだけ普及した理由として・・

主婦が楽しく、家族とおしゃべりしながら炊事が出来る・・

というのが一番の理由かと思います。

しかし、キッチンは料理を作る人にとってはご苦労の多い場所

です。

魚の油が飛んだり、煙が出たり、水が飛び跳ねたりと・・。

しかも手の届く範囲に食器、調味料、その他小道具などの収納も

ほしい・・。

もちろん、後片付けした後のゴミ箱の収納も・・。


テレビで見るような、オシャレなキッチンライフが可能だろう

か・・?

尚かつ、音と臭いの問題もあります。

旦那さんがテレビを見ている時に、奥さんが炊事をしていると

ボリュームを上げないとテレビの音が聞こえてきません。

オシャレなキッチンライフは賛成ですが・・

家族に見合ったキッチンも、それぞれかと思います

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2009年10月09日

再・構造の選択

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日本に建てられている

住宅の大半は木造です。

なぜ?ここまで木造が多いのでしょうか。

気軽だから?

木造しか建築できない工務店が多いから?

コストがかからないから?


構造の種類は大きく分けて

木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造、組石造とあります。

またその組み合わせによる混構造など。


最初から木造以外は考えていないという方もいます。

構造にはそれぞれの特性があります。

敷地と家族構成、家族の要望に合った構造の特性の選択を捨て

る事は、とても残念に思えてきます。


僕は木造はとても好きです。

軽いし・・、粘り強さもあるし・・、コストも安いし・・

しかし一般的な木造の強度は経験値から成り立っています。

プランによって強度のバラツキがあります。


設計側からの希望は・・

強度もある程度コントロールできる構造が理想です。

かつ災害に強くて、大きな空間を可能とする構造が・・。

鉄筋コンクリートの壁式構造などは、そのあたりをかなり満足

させてくれます。


そろそろ・・

建てるその時だけのコストではなく

その建物が朽ち果てるまでの長いスタンスでのコストを考える

時代かと思うのですが。
posted by アース・アーキテクツ at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2009年10月02日

模型の制作中

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アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/

只今、模型の制作中です。

模型を作成して・・

様々な事を検討します。

例えば外部のフォルム、冬の日光の入り具合、お線香を使って

の夏の風の通り具合の検討、内部の空間の構成、窓位置の検討

等々・・。

図面のみで検討をするよりも確実に精度が上がります。


また建築主との意見の食い違いや思い違いも正されます。

模型と図面で検討と調整を経て・・

設計は進んでいきます。

「気持のいい建築」を作る為には

模型は必需品と思います。


ちなみにこの模型はプロトタイプ(提案型)ですので

建築主は今のところいません。

完成しましたらホームページでお披露目しま〜す。






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2009年09月23日

在来木造住宅の耐震性能について

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/

木造住宅の中でも在来工法の耐震設計について考えてみます。

現況の法規制の中で、2階建て以下の木造住宅の耐震性能に

ついてチェックしなければならない項目は以下のとおりです。

1、 壁量計算

2、 編芯率

3、 耐力壁の強さに見合った金物の設置

4、 地耐力に見合った基礎の選定

上記の項目をまじめに誠意を持って設計すれば、かなりの

耐震性能が発揮できると思います。

ただ建築基準法内での耐震性能は中程度の地震で大きな損傷

を与えない事です。

数百年に1度の大地震においては倒壊を許容しています。

具体的に言うと震度7以上の地震では、建築基準法ギリギリの

設計では倒壊する危険があります。

そこで、私の住んでいる静岡県では東海地震への対策として、

耐震性能を建築基準法の1.2倍とすることが義務付けられてい

ます。

東海地震の予想として、地盤に入力する地震の加速度は

800GAL位と言われています。

中程度の地震の加速度は550GAL位ですので、静岡県の基準に

従っても660GAL位までが限界です。

そこで私の事務所では、静岡県の耐震基準に1.2倍の割り増し

を行っています。

これでおおよそ800GAL弱の加速度に対処できる予定です。

ただ地震によるGAL自体が明確には解明されていなくて

大雑把な予測ですが・・。


建物は耐震性能だけで決まるわけではありません。

デザイン、使い勝手、将来に対する配慮、メンテナンスの

しやすさ、耐久性、コスト、そして「気持ち良さ」なども必要

です。

このどれかが欠けたら、いい住宅とは言い難いと思います。

耐震性能についての建築基準法のチェックは結構あいまいな

ところがあって、沢山の抜け道があります。

住宅雑誌を見ていても・・・

特に木造2階建て以下の建築物の吹き抜けに関しては、法の規制

がないこともあってデザイン優先で建てられている建物が多く

あるように思います。

建築基準法の壁量計算は、あくまでも水平構面(床)があること

が大前提で成り立っています。

・ ・では吹き抜けなど出来なくなるのではないか?


長くなってしまいましたので続きはホームページの

メッセージの欄をご参照ください。
posted by アース・アーキテクツ at 12:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2009年09月17日

住宅に求められるもの・・

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/

昨今・・

住宅建築において・・

一般論では「解読が難解な理論」で組み立てられた

住宅が多々あります。


一般の方が住宅に求めているものとは

少し違う気がします。

「コンセプト」というものはとても重要だと思います。

ただ、コンセプトにとらわれ過ぎて・・

住宅が工芸品になったり

奇抜なデザインやアクロバチックな構造形式を採用する

ことには疑問を感じます。

「何もしない事」も一つのコンセプトだと感じるのですが。


建築家として世間から認知を受ける為には

一種の「何か新しいものを提案しなくては・・」という

切羽詰まった意識が働くことも事実です。

その意識が「難解な理論」という結果に繋がっていると

思います。

もう少し「一般ニーズに見合った理論」を提供出来れば

建築家への認知も違ってくると思うのですが。


ハウスメーカーやビルダーにはできない

もっとここに居たいと思わせる「気持ちのいい空間」を

一般的な家計の範囲内で提供していければと・・常々考えて

います。

私のホームページで、その辺りの事を明快に表現した住宅の

プロトタイプを、これから時間のある時に順次提案して

行きたいと思います。










posted by アース・アーキテクツ at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋

2009年09月08日

住宅の回遊性

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/

住宅の回遊性・・

聞き慣れない言葉かも知れません。

回遊性とは一言で表すと「家の中をグルグル回れる」ということ

になります。

例えば居間−廊下−寝室−洗面−廊下−居間という具合に・・

同じところを通らないで回れるということです。

古い民家で田の字の間取りになっているお宅などは・・

襖を通して家の中を回遊することが出来ました。

住宅に回遊性があると、非常に便利です。

例えば裏動線が確保できたり、キッチンから洗濯室に行って、

廊下を通ってサービスヤードに出るとか・・。

もちろん、風通しも良くなります。

ただ、小さな住宅ですと動線を何本も確保するスぺースが取れ

なくて・・難しいとは思いますが。

回遊性は住む事の楽しさと便利さを兼ね揃えていると思います。
posted by アース・アーキテクツ at 13:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅設計の知恵袋
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