シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2018年06月03日

1600万円の平屋

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アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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最近は少し「平屋」が人気です。

人気の理由としては、高齢になった時も「小さなリノベ」

で済む。子供が独立した後も「スペースの無駄」が少な

くて済む。「定年後の終の棲家」としてだと思います。

ただ平屋ては「2階建てより大きな敷地」が必要ですし

屋根と基礎の面積が大きくなることによる「コストアッ

プ」も必然にでてきます。


小さな敷地でも建てられる「小さな平屋」を考えてみま

した。延べ床面積は20坪強(70u)です。

なるべくローコストにする為に、真四角に近い形(外壁

の面積が少なくて済みます)にして、「廊下という移動

のスペース」を最小限に抑えたプランにしてみました。


外観も出入りを少なくして(外壁と基礎の面積が少なく

済みます)、プラン段階でのコストを抑えてあります。

外壁の出入りが少ないので、外観に「面白味」が欠けま

すが、軒の出を深くして外観に「彫りの深さ」を与えて、

面白味に欠ける部分を補ってみました。


別途金額
設計監理料・地盤調査費用・地盤改良費用・登記費用
・ローン消費用・エアコン代・カーテン代・外構費用
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:28| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト

2010年12月24日

CA2.house 価格

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入念な見積りをして・・

CA2.houseのプロトタイプ(試作品)金額を算出しました。

本体価格は1655万円(諸費税別途)となりました。

これを坪単価で表すと約55.5万円の価格です。


仕様としては下記で見積りしました。

  構造形式:在来木造軸組み工法

  基礎:鉄筋コンクリートベタ基礎

  外壁:モルタル塗の上に弾性リシン吹付け

  屋根:ガルバリウム鋼板立ハゼ葺き 

  内部床:無垢の杉板フローリングの上に自然塗料塗り

  内部壁:ビニールクロス貼り

  内部天井:ビニールクロス貼り(リビング・ダイニングのみ構造梁を露

         出します。)

  内部建具:全て建具屋さんにオーダーする造作建具です。

  外部建具:アルミサッシ(単板ガラス)、玄関ドアーはオーダーの木製

         桧板張りです

  設備:オール電化仕様になっています。

下記の工事は別途となります。
 
  (外構工事、エアコン工事、カーテン・ブラインド工事、地盤改良工事、

  登記・ローン費用、水道加入金)

 
本体工事費以外に設計料と消費税が別途必要となります。

設計料の内訳は下記になります。
 
 意匠設計・監理料(
※監理に関してはこちらをご覧ください)120万

 構造設計料 20万円

 (安全を納得出来るものとする為、構造計算を行います。)
 
 地盤調査費・敷地調査及び測量費 7万円


このプロトタイプでは本体工事費と設計・監理料を合わせて1802万円と

なります。


CA2.houseのコンセプトの一つである「2000万円以下の価格」の範囲

内で納まりました。


実際の建物を建てるにあたっては、敷地条件・建築主様のご要望等は

千差万別です。

プランによっては上記の金額よりさらにローコストになる可能性もあり

ますし、またその逆も考えられます。


建築主様のご要望を一つ一つ噛み砕いての、慎重かつ丁寧な

作業の連続によって、「自分らしさのある住宅」は完成します。

建築主様、設計者、施工者の全てが納得して「愛着の湧く気持ちの

いい家」は出来上がります。

カタログを見せる簡単な数回の打合せでは、納得のできる住宅は出来

上がらないと思います。人と人との関り合いによって生まれる「違う

視点からの発想・アイデア」を大切にしていきたいと思っています。
 


posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト

2010年12月18日

CA2.house プラン

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CA2.houseプロトタイプ(試作品)のプランです。

平面的には1・2階共コンパクトに、かつ広々感を演出できるように

考えてみました。

1階は写真の黄色で表した部分がLDKとしての1室空間です。

リビング・ダイニングは天井の梁を表しにして、天井に変化と

ダイナミクスさを与えるつもりです。


階段はリビング階段になっていますが、リビング・ダイニングと階段室

は、壁の中に引込可能な建具で仕切っています。

夏は建具を全開にして、階段室の大きな窓からの風の通りを重視し、

冬は建具を閉めて、LDKの暖気が2階に逃げないようにとの配慮

です。


2階は可変性に対応出来るように、寝室とウォークインクローゼット

になると想定されるスペースとトイレのみを仕切ってあります。

その他の部分は、家族の成長と共に自由に仕切をつける想定になって

います。
 

このプランはプロトタイプ(試作品)ですので、実際の設計では

ご家族の要望・ライフスタイル・好みのデザインは千差万別だと

思います。


「2000万円以下で、気持ちよく住める愛着の湧く住宅」のコンセプト

の基に設計してみました。



ちなみにプロトタイプ(試作品)床面積は1階が48.65uで2階が50.5

uとなり、述べ床面積は98.7u(29.85坪)になります。

床面積も2000万円以下で納まれば、基本的に自在です。

もちろん変形敷地においても問題はありません


 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:33| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト

2010年12月10日

CA2.house プロトタイプ

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以前にこの場で発表しました「CA2.house コンセプト」を基にプロト

タイプ(試作品)を設計してみました。

建築家と造る「気持ちのいい住宅」を2000万円以下の価格で。


外観は無駄な部分を全て削ぎ落とし

シンプルな木造の総2階のフォルムとしました。

外壁は、2000万円以下に抑える為に3種類ほどを考えています。

 1つめは無塗装のサイディング張りの上に塗装仕上

 2つめはガルバリウム鋼板の スパンドレル張り

 また上記の外壁材の併用など。

プロトタイプの床面積は30坪程となり、建築費(地盤改良費・カ

ーテン・エアコンを除く)は1700〜1800万円になる予想です(設

計料は145万円−構造計算料共・税別途)。


価格だけではなく、
「愛着の湧く長く住める家」もコンセプトの一つです

ので、デザインと価格のバランスを大切にしたいと思っています。


この模型は試作品ですので、想定で制作してあります。

実際には、土地の形状・土地の向き・建築主様のご要望などは千差

万別のはずです。

建築主様と設計者の双方が十分に納得しながらでのフリープランの

プロジェクトですので、時には発想の転換も必要となるかも知れま

せん。


しかし十分に吟味し納得して建てた住宅には、十分な愛着が湧くと

確信しています。


平面プランと見積も順次アップしていきますので、ご期待下さい! 

 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト

2010年11月13日

CA2.house コンセプト

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プロジェクト名 CA2.house

長年思い続けてきた企画をこれから本格的にはじめていきます。

「気持ちのいい住宅」を良心的な価格で・・。

プロジェクト名のCは価格の透明性(クリアー)と創造性(クリエイティ

ブ)、Aは愛着の湧く長く住める家(アッタチメント)、2は2,000万円以

下での価格を表しています。


建築業界の慣習であるブラックボックスに包まれた価格に、透明性を持

たせる事は容易ではないと思っていますが、ある程度の自信もついてき

ました。

職人さんも、自分の目で確認した「あるレベル以上」の腕と心を持った方

に依頼していくつもりです。

木造住宅が中心となりますが、木造にも構造計算を行って、安全をより

納得のできるものとします。


基本型のプラン模型積算が完成したら・・

この場で発表していきますので、乞うご期待!!


posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト

2010年11月01日

森の家

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森の中にいるような、清々しい気分で毎日を過ごしたいと思い、

「森の家」というタイトルを付けました。


以前から「日本の家は夏を主として考えるべし」といわれてきました。

しかし最近は生活スタイルの変化と土地の事情から、

夏を主として考えた住宅が少なくなってきたと思います。


「夏を主として考える住宅」とは・・

夏の蒸し暑さと照り返しを少しでも和らげるよう、

また梅雨時の湿気の不快さを少しでも取り除こうと、

大きな開口部からの「風の通り」と「長い軒の出」による降雨対策でした。

また、高い天井懐よる熱気対策も重要でした。


この住宅は、そんな先人の知恵を生かした住宅です。

5mの奥行の東西に長いフォルムとし、

建物の南北には、風の抜けを考慮した大きな開口部を設けてあります。

また屋根は日射対策として2重断熱にしてあります。


大きな開口部は、地震時に弱点になりやすいという理由で、

開口部の上のタレ壁を、地震時の耐力壁の回転に抵抗する為の

梁として考えてあります。


庭に植える大きな落葉樹の木陰とのハーモニーで、

暑い夏も窓を全開にして、気持ちよく過ごせれば・・と思いを込めて

設計しました。

 


posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 14:49| Comment(1) | TrackBack(0) | プロジェクト

2010年08月13日

里山の家

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「外の景色と一体になれる開放的な空間」

をコンセプトに設計してみました。

建物を貫く巾4.5mの大きな視線の抜けによって

内部に居ても常に外の自然を感じられるよう意図してあります。


建物が自然の景観を壊さないように・・

平屋で切り妻屋根というフォルムを選択して、

建物が里山の景色に溶け込むように配慮してあります。

 




posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト

2010年02月06日

最強の住宅!!

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「最強」という言葉は、少しオーバーかな?

地震、台風、火災に強くて・・

断熱、遮音に優れていて・・

長寿命!!

「いい事」ばかり並べましたが

これが全て揃っていれば、言う事無しですよねっ!


それ以外に、設計側からの希望は・・

デザインの自由度があって

広い空間が可能で

構造強度のコントロールが、ある程度可能な構造が理想です。


壁式鉄筋コンクリートの住宅など如何でしょう?

上に書いた「いい事」を、高いレベルで満足させてくれます。


鉄筋コンクリートというと・・

「高価」なイメージが付きまといますが

最近は施工単価も限界に近くなってきて

一般的な家計でも十分に成り立つと思います。


重量感のあるコンクリートの外壁面に白いペンキを塗りまわす

だけで、地中海風のお洒落な建物になると思います。


構造体で高断熱・高気密ができますので

セットで「地中熱利用システム」を取り付ければ

とてもエコな住宅になります。


               地中熱利用システムはこちら

ただ鉄筋コンクリートにも難点はあります。

工期が長いのと、解体に多めのコストがかかってしまいます。

それと、酸性雨の関係で

外壁のコンクリートに劣化防止剤を塗って鉄筋を保護してやらな

いと50年程の寿命で終わってしまいます。

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト

2010年01月29日

400立米の家 平面・断面計画

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以前にこのブログで発表致しました「400立米の家−模型」

平面計画と断面計画を追加いたします。


平面計画の内容はLDK、寝室、個室×3の部屋数となっていま

す。

1階はキッチン〜洗面〜廊下〜リビング〜キッチンへと繋がっ

て・・階段の廻りを回遊できる動線を組み込んであります。

その動線に沿って1階の個室と浴室を配置しました。

階段を上がりきった2階は、吹抜けに面した直線的な廊下を

通って、2階の寝室と個室へアプローチします。

1階と2階は吹抜けを介してダイレクトに結ばれています。

寝室と各個室の扉まではリビングと一体として

家族の気配が、どこに居ても伝わってくる空間としてあります。


断面計画においては

2階の寝室・個室と階段廻りが、明るく快適になるように

2階にも吹抜けを設けて、吹抜けの高い位置に設けた窓から

光が差し込むようにしてあります。


吹抜けを省いた床面積はおおよそ37坪となり

本体の工事金額(設計料は別途)は2,500万前後になる予想

です。




posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 14:44| Comment(2) | TrackBack(0) | プロジェクト

2009年10月15日

模型完成・400立米の家

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住宅のプロトタイプの模型が完成しましたのでお披露目いたし

ま〜す。

家族が明るく自然に暮らせるよう・・

家族同士のつながりを重点に考えてみました。

1階の居間と2階は吹き抜けを通してダイレクトに結ばれてい

ます。

家族の気配を乗せた空気が家の中を巡っているイメージ

です。


大きな開口部と吹き抜けによって

水平方向と垂直方向の視線に広がりを与えて

おおらかにノビノビと過ごせる空間を意図しました。


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吹き抜けが構造上の弱点にならないように

耐力壁は「耐力壁線の考え方」を元に配置して

吹き抜け部分の柱は風圧力に抵抗するために、一般の柱の倍近

い断面としてあります。


大きな吹き抜けによって、冷暖房の効率が下がらないよう

地中熱利用システムを採用したいと思っています。



平面計画・断面計画はこちらをご覧ください。 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | プロジェクト
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