シンプルでモダンな「気持ちのいい建築」を提供していきたいと思います。

2018年01月29日

ローコストの計画 ♯屋根


アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/


屋根形状は、一般的に切り妻と片流れが主流ですが、

なるべくシンプルな方がコストは低く押えられます。

急勾配の屋根はデザイン的には面白いのですが、

それなりにコストアップの要因になります。

当然に勾配のゆるい屋根と勾配のきつい屋根の面積

を比べてみれば一目瞭然で、勾配のゆるい屋根のほ

うが面積は少なくなります。

又5/10以上の勾配の屋根には、安全上屋根足場

が必要になってきます。

なお、シンプルな屋根ほどローコストに押えられる

理由としては、屋根面の役物(棟抑え・雨抑え・水

切り等々)の長さが少なくて済みます。

この役物の金額がばかにならなくて、屋根面を積算

してみると一目瞭然です。
 
posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ローコストの基本計画

2018年01月13日

ローコストの計画 ♯フォルム


住宅のプランの複雑さ(外部の出っ張り・入り隅の多い建物)

は、外壁の面積、基礎の長さ、外部足場、出入り隅部の役物

など影響しコストアップの要因になります。

しかし、ただ単純な立方体のボックスは場合によってはつま

らないデザインになってしまう事があります。

したがって、デザインも意識してプランとコストの相関関係

を把握し、基本計画で十分に検討し、プランの段階でコスト

ダウンを図ります。

まずは出来る限り、平面形状・外部形状をシンプルにする事

が大切です。
 

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
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posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ローコストの基本計画

2017年12月15日

ローコストの計画 ♯プラン

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/



住宅のプランの作り方としては、

構造コストが上がらない範囲内で出来る限りオープンスペ

ースにします。

オープンスペースを造る要領は、出来る限り造り過ぎない。

間仕切りを出来る限り少なくする。

例えば将来独立する子供のために6帖位の部屋を造るため

には、しっかりと間仕切りをして、かつ収納も造り付けと

いうのが一般的ですが。

数年間だけ子供が使う為の部屋の仕切りは建具、アコーデ

オンドアー、ロールスクリーン程度で構わない気がします。

それよりも子供が独立した後に、そのスペースをどのように

使いこなすかの方が大切なように思えます。

また、収納は家具で作ることも可能です。

間仕切りを多くすると垂直部位(壁・建具・巾木など)が多

くなりコストアッ プの要因になります。

ただラーメン構造以外(一般的な木造)は間仕切りも重要な

構造部材ですので、構造とオープンスペースのバランスが難

しいかとは思います。
 

posted by アース・アーキテクツ一級建築士事務所 at 12:52| Comment(0) | TrackBack(0) | ローコストの基本計画
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