2017年05月01日
3-BOX ♯金物
アース・アーキテクツ一級建築士事務所
「1500万円の家」シリーズでは筋違金物は、とても粘り強い
「ブレスターZ600」を使います。
熊本地震ののように何度も大きな揺れに襲われる場合に威力
を発揮します。
少々お高いのがネックですが、大切な財産を守る為には致し方
ありません。
2017年04月20日
建築図面
アース・アーキテクツ一級建築士事務所
http://earth-architect.jp/
「建築主の要望」と「設計者の意図」を「施工者」に伝え
る為には正確な図面が必要になります。
設計には「基本設計」と「実施設計」があり、「基本設計」
とは主に建物の概要が一目で分かる図面を作成する業務を
いいます。
「基本設計」としての図面には仕上げ表、配置図、面積表、
平面図、立面図(建物の外観)、断面図があります。
「基本設計図」が完了したら、建築主の要望とに食い違い
等がないかなどを打ち合わせして、細かい部分を調整しま
す。
調整が完了した「基本設計図」を元に「実施設計図」を作
成していきます。
「実施設計」とは「基本設計」では書ききれない細かな部
分を図面にします。
「実施設計」では矩計図(断面図を拡大した図面)、建具
表、各部詳細図(平面図を拡大した平面詳細図等も含まれ
ます)、枠組み詳細図(建具枠等)、家具図、展開図、構
造図、設備図、外構図を作成します。
この段階で図面は30枚くらいになりますが、全ての図面
に整合性が取れていないと現場では混乱しますので、PC
上で図面を重ねながら整合性も整えます。
簡単に主な図面の説明をしてみたいと思います。

平面図です。
平面図には柱の位置、筋違の位置、サッシの位置、設備
関係の位置などが一目でわかるように寸法を記入します。
ここで書ききれない部分は詳細図を書いて補います。

立面図です。
立面図には建物の高さ、外壁・サッシ等が分かるように書き
入れます。

矩形図です。
断面図を拡大した図面になります。
この図面には高さ関係の細かい寸法、内外の仕上げ、基礎
の形状、構造材の大きさ、サッシの高さの寸法、断熱の種類
等を書き込みます。平面図の並んで、図面の中核をなすもの
です。

建具表です。
表という名前がついていますが、これも重要な図面です。
鋼製建具表と木製建具表があり、建具の寸法と取付く場所、
取付金物、ガラスの種類、数量等を表にして一目でわかる
ようにしてあります。

各部詳細図です。
平面図、矩形図等で書ききれなかった部分を拡大して書く
ことによって、部材同士の取り合い等が明確にわかるよう
になっています。

構造図の一部の基礎伏図(基礎の図面)です。
一般的な構造図は簡単に済ませてしまいますが、構造図
こそ入念に書かないと「設計者が求めている構造強度」が
出来ない恐れがあります。
以上簡単に図面の説明をしましたが、図面はたくさん書け
ば良いと言う訳ではありません。
沢山そして細かく書きすぎると、職人さんを悩ませてしまう
恐れもあります。
図面は分かりやすく、そして最低限が理想です。
それでも「職人さんに伝えたいところ」を表現するには木造
住宅でも30枚以上は必要になってしまいます。
http://earth-architect.jp/
「建築主の要望」と「設計者の意図」を「施工者」に伝え
る為には正確な図面が必要になります。
設計には「基本設計」と「実施設計」があり、「基本設計」
とは主に建物の概要が一目で分かる図面を作成する業務を
いいます。
「基本設計」としての図面には仕上げ表、配置図、面積表、
平面図、立面図(建物の外観)、断面図があります。
「基本設計図」が完了したら、建築主の要望とに食い違い
等がないかなどを打ち合わせして、細かい部分を調整しま
す。
調整が完了した「基本設計図」を元に「実施設計図」を作
成していきます。
「実施設計」とは「基本設計」では書ききれない細かな部
分を図面にします。
「実施設計」では矩計図(断面図を拡大した図面)、建具
表、各部詳細図(平面図を拡大した平面詳細図等も含まれ
ます)、枠組み詳細図(建具枠等)、家具図、展開図、構
造図、設備図、外構図を作成します。
この段階で図面は30枚くらいになりますが、全ての図面
に整合性が取れていないと現場では混乱しますので、PC
上で図面を重ねながら整合性も整えます。
簡単に主な図面の説明をしてみたいと思います。

平面図です。
平面図には柱の位置、筋違の位置、サッシの位置、設備
関係の位置などが一目でわかるように寸法を記入します。
ここで書ききれない部分は詳細図を書いて補います。

立面図です。
立面図には建物の高さ、外壁・サッシ等が分かるように書き
入れます。

矩形図です。
断面図を拡大した図面になります。
この図面には高さ関係の細かい寸法、内外の仕上げ、基礎
の形状、構造材の大きさ、サッシの高さの寸法、断熱の種類
等を書き込みます。平面図の並んで、図面の中核をなすもの
です。

建具表です。
表という名前がついていますが、これも重要な図面です。
鋼製建具表と木製建具表があり、建具の寸法と取付く場所、
取付金物、ガラスの種類、数量等を表にして一目でわかる
ようにしてあります。

各部詳細図です。
平面図、矩形図等で書ききれなかった部分を拡大して書く
ことによって、部材同士の取り合い等が明確にわかるよう
になっています。

構造図の一部の基礎伏図(基礎の図面)です。
一般的な構造図は簡単に済ませてしまいますが、構造図
こそ入念に書かないと「設計者が求めている構造強度」が
出来ない恐れがあります。
以上簡単に図面の説明をしましたが、図面はたくさん書け
ば良いと言う訳ではありません。
沢山そして細かく書きすぎると、職人さんを悩ませてしまう
恐れもあります。
図面は分かりやすく、そして最低限が理想です。
それでも「職人さんに伝えたいところ」を表現するには木造
住宅でも30枚以上は必要になってしまいます。
2017年03月09日
3-BOX ♯外壁

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
ようやく外壁が決まりました。
南側はサイディングの3×10板(一番安いサイディング)のフラ
ットの無塗装品に、目地をパテで埋めて弾性塗料をローラーで
塗ります。
東・西・北面は写真のブラウンのガルバリウム鋼板を張ること
にしました。
このガルバリウム鋼板は、平らな部分が多いために上品に見え
るのが気に入っています。
ただ平らな部分は「よこなぐりの雨」が降っただけで大きな音
を出します。
それを避ける為にガルバリウム鋼板の内側にプラスターボード
を密着させて張ります。この方法も難点があって・・、サッシ
部分の取り合い部分から漏水してプラスターボードをボロボロ
にする恐れもあります。その為にサッシ周りの雨仕舞は入念に
納めなければなりません。
そこさえ押さえておけば、安くても上質感のある外観が出来上
がると確信しています。
今回は建築主の「立体での理解が深い」為と予算が少なくなり
ましたので、模型の作成は無しとしました。
後は1ケ月半かけて・・、ひたすら図面を仕上げます。
2017年01月28日
3-BOX ♯構造

アース・アーキテクツ一級建築士事務所
先日に「構造の打ち合わせ」をして、ざっとプランを見て
もらい「芳しくない部分」を洗い出してもらいました。
結果、屋根の折板だけでは「屋根の水平構面=屋根面の水平
耐力」が計算上成り立たないとの助言を受けて、折板の下地
に合板を張ろうか、または折板を諦めて一般の金属屋根にす
るかの金額を含めての再検討が必要になりました。
個人的には、屋根の折板はソフトが計算できないだけであっ
て、手計算ですれば成り立つと思うのですが。
上記以外にも、模型を造る前段階として「サイディングの割
付」を横張りで行ってみました。
結果、どうしても重要な最下端のサイディングを6p程切らな
ければなりません。
メーカに問い合わせたところ「ひび割れの原因」になりやす
いとの見解です。
もう少し検討して、どうしても横張りが芳しくなければ、大
壁工法の縦張りにしようかと思います。
これも多少の予算アップの要因です。
リンク集
